TEST TAKING STRATEGY for
TOEIC Strategy #1
TOEIC
とはどのようなテストなのでしょう。TOEICのListening
Sectionでは、100問という大量の問題をこなさなければならず、集中力をうまく保ちながら解答していかなければなりません。英語力はもちろんです
が、問題形式、傾向、テストのペースに慣れることが得点に大きく影響します。
TOEIC Strategy #2
PART I (Picture)---その1
Part
Iで用いられる写真は<人・もの・風景>に大別できます。英語を聞く前に写真を観察して下さい。例えば、人物に関する写真では、誰が、何をしているのか、
どこにいるのかを考えてみましょう。身につけているものや顔の表情にも注意しましょう。そして、ひとつの選択肢が聞こえる度に情報を確認するようにしま
す。テンポよく英語が流れてくるので、のんびり構えていると、、、。。
TOEIC Strategy #3
PART I ---その2
物
の写真の場合には、次のようなことに焦点をあてて写真を観察してみて下さい。まずは何が写っているのか、それが何をしているのか、どこに置かれているの
か。時には、その材質を問われることもあります。発音が似ている単語(例 driving-diving,
singing-swinging)が登場することもあります。聞こえてくる英文は比較的短いですが、聞き落としがないように集中することが肝心です。
TOEIC Strategy # 4
Part I --その3
<観
察力>と<集中力>を要するPart I
の締めくくりは風景写真です。どこで、何が起こっているのでしょう。人や、ものも写っています。どんな場面なのか想像して下さい。全くその状況と関係ない
英語が流れてきた時は、その選択肢はどんどん消去していきましょう。<直感>も大切です。悩んでいる内にテープの声は過ぎ去っていきます。自分なりの<解
答のタイミング>というものも把握しておきましょう。
TOEIC Strategy # 5
Part II(Q &A) --その1
質
問に対する答えを聞きとるのがPart II です。Part II の主流ともいえるのがinformation
questionです。What、Howなどの疑問詞をしっかりキャッチすることが肝心。するとある程度答えが想像できます。Part II
の解答の要領は、まず疑問文のタイプ(information questionかyes-no
questionか)を察知すること!information questionなら疑問詞を聞き逃さない。これが正答への手がかりになります。
TOEIC Strategy # 6
Part II --その2
yes-no
questionも重要です。
答えは、YesやNoで始まることが多いですが、場合によっては、了解されたものとして言葉に表されなかったり、他の表現が使われたりします。Yes-
no Qsはなかなかのくせ者です。質問文と選択肢の時制にも気をつけるように!また、依頼や勧誘を表すこともあるので注意しましょう。
TOEIC Strategy #7
Part II --その3
Part II の設問で約2〜3割を占めるのが<その他の疑問文>です。
否定の疑問文:質問の肯定・否定形にかかわらず、答える内容が肯定ならYes、否定ならNoを用いるので注意しましょう。勧誘、申し出などの特定の
機能をもつこともあります。
間接疑問文:形からはyes/no Qsのようですが、information Qsの機能があります。
選択疑問文:二つ(以上)の中からどちらであるかをたずねる疑問文ですから、yes/noでは答えられません。Or
という語と、文のイントネーションがポイントです。
TOEIC Strategy # 8
Part III(Conversation) --その1
ま
ずはPart IIIのwarming up。書かれている質問文にさっと目を通して見て下さい。疑問詞ではじまる非常に短い文ばかりです。Main
ideaをたずねるものや特定の情報をたずねるものなど様々ですが、会話を聞く前に質問内容を知り、<聞く目的>をもつことが大切です。また、問題と問題
のポーズをうまく活用して、<解答のリズム>を作るようにしましょう。
TOEIC Strategy # 9
Part III --その2
会
話の全般的な内容の理解をたずねる問題も出題されます。話のmain
ideaと全体の流れがをつかむようにしましょう。例えば、会話の場面や話者の職業、何を話題にしているのかなどを意識して聞くようにすると良いでしょ
う。質問文はwh-wordsで始まる比較的短い文です。質問文を前もって読み、どんな情報を捉えるべきかをつかみ、内容の予測をたてるように心がけま
しょう。
TOEIC Strategy # 10
Part III --その3
対
話の詳しい内容についてたずねる問題も出題されますが、ある部分だけを理解すれば答えられるのではなく、やはり、会話の流れから全体像を把握しないといけ
ません。よく問われるのは、理由(why...?)、時間(when....? How often...?)、意見(what ...think
of ....?)、計画( what ... plan/want to do ?)、助言(What ....suggest?) などです。
TOEIC Strategy # 11
Part III --その4
会
話の内容から直接答えを得るのではなく、会話の情報をもとにして聞き手が推測しなければならない問題も含まれています。一歩進んだ聞き取り力が必要になり
ます。時に"What is probably true
about...?"というような問いかけもあるように、言外の含みや話し手の気持ちを察することも必要になってきます。会話が起こっている状況や話者の
関係などにも注意しながら聞くようにしましょう。
TOEIC Strategy # 12
Part IV (Short talk)--その 1
Short
talkを聞く前に質問文に目を通しましょう。気がつきましたか?Information- questionsです。<聞く目的>を示してくれているの
で、内容に関する予測が立てやすいです。細かい情報ではなく、全体像をつかむことが第一。そして話の中心になっている事柄に注意を傾け、キーワードをつか
むようにしましょう。豊富な内容が登場するShort talkから何かを学びとるとるつもりで積極的に聞くようにしましょう。
TOEIC Strategy # 13
Part IV --その2
Part IVの大抵のShort talkの話の進み方は、全般的な内容に始まり、より詳細な情報へはいっていくパタンをとっています。設問もこの流れに沿っています。まず、誰がどのよう な状況で話していて、何を問題・話題にしているかをつかみます。その後、細かい情報に対するInformation-questionsの答えを探しなが ら聞くようにしましょう。話の流れに乗って、順を追いながら要領よく解答できるように練習しましょう。
Reference:清水裕子、Peter Serafin (1998) 「TOEIC Listening Clues」 三修社 全 57頁