More on the TOEIC!!!!!
PART
1 (Picture: 写真描写問題20問)
PART 1とは?
問
題冊子のPART 1 のところには、各問題について一枚の写真が印刷されています。
その写真についての4つの説明を聞き、写真の内容として最も適切なものを選び、解答用紙にマークする形式がPART
Iです。写真は20枚。つまり20問用意されています。4つの選択肢は問題冊子に書かれていないので、文字情報はまったくありません。
純粋な聞き取りテストで、選択肢は一度しか読まれません。頼りになるのは写真からの情報とあなたの耳だけです。
攻略方法
1 PART
1は<決断>の早さが勝負!問題と問題の間は6秒程度のポーズしかなく、4つの選択肢の間にはポーズが置かれていません。テンポよく英語が流れてくるので
のんびり構えていると、、、
2 ひとつの説明文が聴こえる度に、<集中>して情報の確認
を。写真と全く関係ない英語が流れてきたら、その選択肢はどんどん消去していきましょう。
3 決断したら、すぐに解答欄に書き込み、次の写真に目を移し
ましょう。各問題の最初には"Now look at photograph number
__."という指示が聴こえてきますが、のんびりその英語を聞いていないで、次の写真の<観察>を!
4 写真の大半は人物が関わっているもので、残りは物や風景の写真です。
PART 2 (Question-response: 応答問題30問)
PART 2 とは?
問題冊子のPART 2 のところを実際に見てみると、問題番号の後にMark your answer on your answer sheet.
と記されているだけです。このパートでは、日常のいろいろな状況で登場するような質問文に続いて、それに対する答えとして3つの英文が流れます。3つの内
で最も適切な返答を選び、解答用紙にマークする形式です。21番から50番まで、合計30問が出題されます。
Part 1 と同じように、 純粋な聞き取りテストです。文字情報はなく、質問文も選択肢もすべて一度しか読まれません。
攻略方法
1. Part
2では、文字情報がないので、手がかりを事前につかむことができません。聴こえる英文は10語前後の短いものです。とにかく、聞くことのみに集中し、質
問と応答という短い対話の行われている状況を想像しましょう。
2. 具体的には、どのようなタイプの質問文であるかを捉える
ことが重要な鍵です。
3. 特に、information
questionの場合は、疑問詞をしっかりキャッチするとある程度応答が想像できます。疑問詞をつかめば、ほぼ正解を得たのも同然です。
4. 不適切な選択肢は排除しながら聞くようにします。解答
時間は6秒程度しかありません。迷わず、悩まず、いざとなれば <Make a guess!>も大切です!
PART 3 (dialogue: 会話問題
30問)
PART 3 とは?
PART
3では、日常生活やビジネスなど様々な場面での短い会話を聞いて、その内容や状況に関する質問に答えます。51番から80番まで、30種類の会話を聞
き、それぞれ十数秒のポーズの間にテンポよく解答していかなければなりません。ただし、PART 1 やPART
2と違い、問題用紙には質問と4つの選択肢が印刷されています。
会話は二人の話者の間で行われますが、一方が質問をし、他方がその答えをのべたり、コメントを言うようなやり取りが中心です。
例題による説明はなく、次のような指示のあと、直ぐに問題にはいります。
攻略法方
1 PART
3では問題と選択肢が文字情報として与えられているので、これを大いに活用しましょう。つまり、会話が流れる前に、少なくとも質問文に目を通し、<聞
く目的>をつかんでおくようにします。
2 質問文は疑問詞で始まる短い英文ばかりです。Main
ideaをたずねたり、詳細な情報をたずねるものもありますが、PART
2で学習したことを活かしましょう。質問文と選択肢の単語や語句から会話の内容の予測をたてるようにしましょう。
3 ここでも<決断の早さ>が必要。解答が終わったら直ぐに次
の問題文都選択肢に目をやり、会話の前に出来る限りの情報を目にしておくようにします。解答のペース作りをするように!
4 ところで、文字情報に頼りすぎると失敗することもありま
す。選択肢の中にある語句や内容が会話の中に聞こえたとしても、必ずしも質問に対する答えとは限りません。
5 文字情報をうまく活用するためには、要領よく読むコツをつ
かんでおく必要があります。速読やスキャンニング、スキミングなどの読みの訓練も常日頃から意識的におこなうようにしましょう。
PART 4 (Short talks: 説明文問題20問(説明文6〜8種類)
PART 4 とは?
PART 4 では、まとまった内容の英文を聞いて、その理解を測る問題です。問題冊子のPART 4を実際に見てみると、PART
3と同様、質問文と4つの選択肢が印刷されています。つまり、文字情報が与えられているので、それをうまく活用して解答していくことが出来ます。質問
文はすべてinformation Qs です。Part 2で学習したことがここでも役立ちます。
聴こえて
くる内容はバラエティーに富んでいます。アナウンス、ニュース、留守番電話のメッセージなど、皆さんが日常のいろいろな場面で耳にしているものの<英語
版>です。合計6〜8種類の英文が出題されますが、すべて1分以内の短いモノローグです。その後、一つの英文に対して2〜3の質問が尋ねられ、81番かか
ら100番まで20の質問に答えることになります。
Part 3と同じく、例題による説明はなく、次のような指示のあと、直ぐに問題にはいります。
攻略方法
1. 説明文が流れる前に、印刷されている質問に目を通し、
<聞く目的>をもつようにしましょう。
2. 細かい情報ではなく、全体像をつかむようにすることが
まず必要。話の中心やキーワードをつかむようにしましょう。
3. 実際にそのニュースや情報、メッセージを受ける当事者
になったつもりになりで!
4. 何かを学びとるつもりで積極的な態度でのぞみましょ
う。
5. たいていの場合、全体的な内容に始まり、より詳細な情
報に入っていくのが一般的な流れです。まず、(a) 誰が誰に対して、(b) どのような状況で話しているのかをつかむようにしましょう。
6. 流れに乗り、要領よく解答を!
7. 質問文と選択肢を要領よく読みとることも重要。
8. それぞれの説明文の前には次のような情報が与えられま
す。
例 Questions 80 to 82 refers to the following announcement..
何番の問題に答えるのか( 80から82番)、どのような種類の英文が流れるのか
という情報も大切なヒントです。聞き逃さないように。
9.
説明文が流れた後で、それぞれの設問が読み上げられ、解答のためのポーズが与えられます。但し、早く解答し、指示を待たずに次の設問に目をやるのが得策!
10. 質問は大別して(a) 全体像の把握、(b)
詳細な情報の把握、(c) 推測を要する内容をたずねるものがあります。(これは、Part VII のReadingにも共通することです)
Reading Section
は
じめに、リーデイングセクション全体について紹介しておきます。PART VからPART
VIIまでの3つのセクションから構成されていますが、リスニングセクションのような音声による指示はなく、セクション毎の解答時間の区切りもありませ
ん。3セクション合わせて100問を、自分で時間配分をしながら1時間15分で解答していきます。構成と問題数は以下の通りです。
リーデイングセクションの最初には、次のような説明が書かれています。
READING |
この後、リーデイングセクションの最初のパートであるPART 5に入っていきます。
PART
5 (短文穴埋め問題40問)
PART 5 とは?
PART
Vは、空所補充形式の文法・語彙問題です。語や語句が削除された英文が与えれら、削除部分を補充するのに最も適したものを4つの選択肢から選ぶ形式で、文
法力や語彙力が測られます。
テスト冊子には次のような指示文が書かれています。
Part 5 |
攻略方法
1. PART
5は、多くの人にとって、学校の試験などで馴染みのある問題形式です。TOEICの中でも正答率の高い問題です。基本的な文法項目を整理して復習しておく
ことで、スコア・アップにも繋げやすいです。
2.
PART 5で最もよく出題されるのが文脈に適した語を選択する力(WORD
CHOICE)を見る問題です。選択肢には類義語や微妙にニュアンスが違う語が並ぶことが多いです。文法的な要素がヒントになっていることもありますが、
空所の前後だけでなく、文全体の意味を考えて解答することが基本です。
3. ある単語の派生語の中から適語を選ぶ問題もあります。
(例 succeed, succession, successive,
successively)これは、文法の観点から理解力を見るわけですが、接尾辞など語形変化の学習をしておくとよいでしょう。
4. 動詞については、時間的な関係を表すための変化、つま
り、時制に関する問題がよく出題されます。文の中の時間を示す語句もヒントになります。見落とさないように。
5.
接尾辞だけでなく、接頭辞についての知識も役立ちます。多くの接頭辞を知っていると、未知語の推測にも役立ちます。
6. 語彙やイディオムの問題も多いので、常日頃からいろい
ろな英文に接し、積極的に語彙力を増やすようにしましょう。
7. 正解がわからないときは、消去法で正解候補を絞り込ん
でいくのも一策。PART 7 に本格的な読解問題が控えているので、くれぐれもこのパートに時間をかけすぎないように。
PART
6 長文穴埋め問題20問)
リー
デイングセクションのふたつ目は、長文穴埋め問題です。長文の中に複数ある空所に単語を補充していきます。直前直後の関係だけでなき、文脈全体から解答を
探すようにしましょう。このパートの最初には、次のような説明が書
かれています。
Directions: Read the text below. A word or phrase is missing in some of the sentences. For each empty space in the text, select the best answer to complete the text. Then mark the letter (A), (B), (C), or (D) on your anser sheet. |
有効に時間を使うためにも、出題形式がわかっているので、指示文をじっくり読んだりする必要はありません。すぐに本題にかかるようにしましょう。
攻略方法
1. 必ず文全体に目を通し、内容を掴
むようにします。
2. PART
5では、空欄一箇所がテストしようとするポイントでしたが、このパートでは、文全体の意味をつかむことが要求されます。
3.まず一度文章全体に目を通してから解答を始めるのがコツで
す!決して時間の無駄にはなりません。
PART 7(Short readings: 読解問題40問)
PART 7とは?
PART 7は、Reading
sectionの中でも、効率良く英文を読み、重要な情報を見つけだす力が要求されます。文学作品や論文形式の文章も出題されませんが、日常生活やビジネ
スの場面で触れるような英語が題材として出題されます。難解な英語というよりは、多様な形式の英文という方が適切でしょう。具体的には、広告、使用説明
書、レストランのメニュー、ビジネス文書、手紙、社内メモ、旅行案内などの各種案内書、時刻表、グラフなどバラエティーに富んだ題材が登場します。ビジネ
スを中心に日常のいろいろな場面で目にしているものの<英語版>です。
各英文に対して4肢選択形式の問題が3問程出題されます。
なお、前半はひとつの英文の情報に基づく問題ですが、後半は、2つの文書を読んで設問に答える形式になっています。2つの英文の関連性などにも気お 付けながら読むようにしましょう。
問題冊子には、次のような指示が書かれています。
Directions: In this part you will read a selection of texts, such as magazine and newspaper articles, letters, and advertisements. Each text is followed by several questions. Select the best answer for each question and mark the letter (A), (B), (C), or (D) on your anser sheet. |
攻略方法
1.
まず、リスニングでは、テープに従って解答していくので、時間配分については、各問題の解答のタイミングをうまくつかむこと以外は、特に問
題はありません
でした。ところが、リーディングについては、与えられた75分の中で3つのパート(PARTS
5〜7)の合計100問を解答しますが、パート毎の解答時間の制限は設けられていません。自分がペースメーカーにならねばならいません。「気がつけば時
間切れ!」とならないように、特に、PART 7には多くの時間を費やせるように、時間配分を考えるようにしましょう。
2. 英文のはじめに、Questions
166-167 refer to the flowing
memorandum.と言うような説明がります。メモなのか手紙なのか記事なのか、ちょっとしたヒントを与えてくれることもあります。
3. そして、まず、スキャニングを!ひとめ見て、全体像を
つかむようにすることが必要。細かい情報ではなく、話の中心やキーワードをつかむようにします。
4. 誰が誰に対してどのような状況で書いた英文なのかをつ
かむことも忘れずに。
5.
次に、印刷されている質問に目を通し、<読む目的>をつかみましょう。但し、選択肢にまで目をやると、かえって迷わされてしまうことがあるので気をつけま
しょう。
6.
実際にその伝言やメモ、情報を受ける当事者になったつもりになり、何かを学びとるつもりで積極的な態度で読むようにしましょう。
7.
題材は、広告、使用説明書、レストランのメニュー、ビジネス文書、手紙、社内メモ、旅行などの各種案内書、時刻表、グラフなど多岐にわたっ
ている。常日頃
から、いろいろな形態の英語に接して、感覚を慣らしておくようにしましょう。また、タイトルや見出しから内容の推測をしたり、視覚的に情報をとらえて、そ
の英文の目的やポイント、必要な情報の位置などを即座につかめるようにしましょう。
8.
英文は比較的短いものが多いです。自分が一分間に何語くらい読めるか(Words per
minute)を知り、自分の読みのペースをつかんでおくと良いでしょう。
9. 流れに乗り、要領よく解答を。時間が限られています。
未知語にこだわったり、一つの英文や問題に時間を費やしすぎないように気をつけましょう。うまく頭の切り替えを行って、効率良く読み進むようにしましょ
う。
10. 質問内容は、PART
4(リスニングセクション)と同様、全体像の把握、詳細な情報の把握、推測を要する内容に大別できます。