学術・学芸系サークルの催し物(2月 分)

 ここでは私自身の覚え書きとして、催し物一覧と若干の感想をメモしています。
 
企画 名 団体 名 日 付・曜日 時間 場所 入場 料


フェアウェルコンサート立命館大学交響楽団12(日)14:30開場
15:00開演
大津市民会館大ホール無料
京都学生演劇祭典2011立命芸術劇場/Team BKC
西一風/月光斜
16(木)-21(火)12:00-21:00
Art Complex 1928当日2000円
「制御不能」Roue
(経営学部プロジェクト研究)
18(土)14:00開演
19:00開演
エポックホール一般1700円
学生1500円
アマ将棋団体選手権将棋研究会19(日)リコー大森会館
 *3-4で惜しくも、社会人代表の日本レストランシステムに敗れました。日本レストランシステムで最後に勝ち名乗りを挙げたのが、鰐淵さん(立命館大学OB)でした。OBも社会人として活躍しています。
学外展写真研究会21(火)-26(日)11:00-18:00ギャリエヤマシタ2号館2F無料
 *25 日の昼に出かけました。モノクロの作品中心に12点(アルバム1点を含む)の展示でした。印象に残ったのは、やはりむポストカードになっていた「臆病な自 尊心むかな。白黒の魅力がありました。あと、布施さんが「消えだした」の雰囲気を出すために煙を使ったり、白川さんのように五重処理をしたりと、いろいろ と作っているのはいいなと思いました。
2011年卒業制作映像学部22(水)
23(木)
24(金)
11:00-17:00
11:00-18:30
11:00-17:10
Tジョイ京都シアター4無料
 *24 日に出かけました。この日の上映は8本。最初は、高木翔史「虚無」。夢と現実が交錯して、という話しでした。ただ、やはり何か通奏低音が必要だと思いま す。おそらく、時計がそれなのではないかと思いましたが、もう一工夫がほしいですね。あと、手ぶれのために眩暈を感じます。井上勇人・石野慎一郎「河内家 菊水丸」。河内家菊水丸を追ったドキュメンタリー。ドキュメンタリーは対象物に語らせるものではあるものの、作者の言いたいこと、伝えたいことがなければ なりません。残念ながら、それが見えません。上映後のコメントでも、前向きな姿勢わ伝えたかった、という漠然としたことしか述べられなかったので、おそら く、何を伝えたいのかを考えずに制作したのではないかと思いました。あと、ナレーションを挿入する際に雑音が入っています。廣岡駿「たまたま」は、赤ちゃ んをおろすかどうか迷う話し。何かチープな感じがしました。上田真実「SETOUCHI」は、瀬戸内の風景を素材としたビデオアート。ただやはり、瀬戸内 の何を表現したいのかが明確になっていない作品のように思います。太田献「Three Minutes of Thought」は、哲学の道の桜を様々な処理をして見せるもの。見る人に思惟をしてほしいとのことだが、思惟をするにはガチャガチャしすぎた映像になっ ています。学生時代に毎日、哲学の道を歩いていた者としては余計に。北原ゼミ・CGアニメーション。最初にメイキング映像があったのは、CGアニメーショ ンの制作方法がわかってとてもよかったですね。作品は14本。印象に残ったのは、伊藤孝爾「諸行無常」がおしゃれな感じ、迫田沙織「The Opening」はスタイリッシュで。才川翔一朗「Nirvana」は、臨死体験から輪廻を目指すが自殺者には人間への生まれ変わりができないと宣告され る話し。自殺はダメだというメッセージはわかるのだが、広がりがありません。将来の絶望、といった会話もあったので、そのあたりを表現できればいいのでは ないだろうか。
 最後の、真野雄平「MANOFESTO」は、立派な映画作品でした。国の財政破たんのために、70歳以上の高齢者は「しあわせの 国」に送られるという法律が作られた。施行から10年たった頃、海外赴任から帰ったきた家族。その祖母が70歳になり、妹は反対のためにレジスタンスにも かかわるが、レジスタンスは過激な行動に出たため壊滅し、それを指揮したのが実は父。父はその経験をメディアで公開。しかし、結局は何も変わらなかった。 というストーリー。作者の意図は、家族の絆を描くことに。なお、上映後の質疑の中で、しあわせの国では、食事に少しづづ薬を混ぜて3年で死亡するようにし ている、というのが裏設定だと明かされました。ストーリーもしっかりしているし、意図もよくわかりますので、私は随所で涙ぐみながら鑑賞しました。この作 品はDVDなりで手元に置いておきたいですね。監督は、質疑の中で、実際にはこのようなことは無理なので映画の中だけのフィクション、と語っていました が、橋下であればやりかねない施策です。
 最後のMANOFESTO上映時には、シアターは文字通り満席で、立ち見もでていました。それに値する作品だとは思いますが、学生の自主的運営の中でこれだけ人が入るのは大したものだと思いました。屋外での案内、受付など、多くの学生が頑張っていました。
第13回自主公演和太鼓ドン25(土)14:30開場
15:00開演
右京ふれあい文化センター1500円
 * 前半の最初は「八丈-本ばたき・しゃばたき」。シンプルな青の照明でゆっくりと、そこに赤の照明が入ってテンポアップ。続いて「手踊り-津軽よされ節」。 踊り手である米原さんの表情がすてきでした。とってもキレのある踊りでしたし。「一台三宅」。五人が一台を交代でたたくのですが、中腰で大変そう。「七頭 舞」は、踊りが軽やかで若者らしいですね。米原さんの踊りが大きくて好感を持ちました。「鬼」は、和太鼓ドンのオリジナル演目。チームとしての音がよくで きていように感じました。「心響地」は、今回の公演用の描き下ろし。ソロのアピールがよかったですね。最もよかったのは、担ぎ桶で、会場から拍手が。 あっ、代表の森島君か、さすが。次が、長胴。あっ、今回の演目頭か。あと、チャッパの田中さんがそれらに負けないでパフォーマンスしていました。前半最後 が「無礼講」。迫力がmax、思わず涙ぐみながら聞いていました。途中から観客が巻き込んで盛り上がりましたね。私の前に座っていた、おそらくフランス籍 の小さな女の子が、舞台上のメンバーと同じ格好をして踊っていました。ほほえましかったですね。
 後半の最初は「ドン荒馬」。コメディ調のパント マイムもあり、楽しかったですね。「ぶちあわせ太鼓」は、三人が交代で一つの太鼓をたたくもの。最後のキメポーズが出たところで一斉に拍手、と会場がいい 感じに。「手踊り-津軽じょんから節」は、踊り手がユーモラスでした。「八丈-樫立」は、米原さんが、やわらかい調子で表打。「八丈-ゆうきち」は、森島 兄弟で。「三宅」は三台で。会場を巻き込もうとするけれども、必然性がないと会場は乗らないよ。「大川平荒馬踊り」では、さすがにみなさん疲れていたみた いですね。踊りにキレがなくなっていました。最後は「秩父」。洋楽では、パフォーマンスが終わった段階で拍手なのですが、太鼓では、叩いている時にそれを 煽る、あるいは励ます、形の支援をするのですね。会場では拍手、という形でしたが、掛け声などの方がいいような。どのような形で会場がそれを行うのか、ド ンの側から示してあげた方がよいのではないかな。この後でアンコールを一曲。
 八丈は立って、三宅は中腰で、秩父は座って、叩くのですね。舞台演出も頑張っていましたが、つい昔の、津崎君の演出を思い出してしまうので、もっと演出をやっている人とコラボしてはどうでしょうか。

2011年度全日本学生ボードセイリング選手権大会Windward24(土)-26(日)和歌山セーリングセンター
  2月24日(金)〜26日(日)、和歌山セーリングセンターにて、2011年度全日本学生ボードセイリング選手権大会が開催され、本学登録団体「Windward」が、団体で準優勝(創部初)を果たしました。琉球、明治、同志社、京都等の強豪大学の体育会を下しての初の快挙です。メンバーの小島真理子(産社4)さんは、インカレ個人戦優勝に続き、今回の団体戦でも、個人成績で男女混合で5位、女子では1位の成績を収めました。 (以上、学生オフィス・BKCの星野さんより)

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