学術・学芸系サークルの催し物(11月 分)

 ここでは私自身の覚え書きとして、催し物一覧と若干の感想をメモしています。
 
企画 名 団体 名 日 付・曜日 時間 場所 入場 料


第67回秋季公演
「めばえ」
劇団西一風
3(土)
4(日)
5(月)
6(火)
18:00
13:30/18:00
13:30/18:30
18:30
学生会館小ホール
無料
BKC学園祭
学園祭実行委員会
3(土)-4(日)
12:00-20:00
BKC
無料
 *初日は曇り空ながらなんとかもった感じでしたが、寒かったですね。総 長の挨拶で開会。二日目はとてもいい天気で絶好のお日和でした。また、両日ともに大きな事故はありませんでした。家族づれやお子さんも多くてBKCらしい学園祭でした。例年より参加者は多いかな、と思わされました。二日間で2万5千人の方に来場していただきました。
団体企画
BKC学園祭
3(土)-4(日)
12:00-17:00
BKC
無料
 *今年は「リッツパイレー ツ」という名称での企画。初日は、12時過ぎから16時まで4時間近くかかってアドセミナリオでの23企画をまわり、トランプをいただきました。二日目 は、コラーニングUの企画と初日に見逃したもの8企画を回りました。今年の団体展示は昨年よりも10団体ほど総数では増えています。今このメモを、昨年の メモも見ながら書いているのですが、昨年は登場していた団体が今年は登場したいないのがいくつかあることに気づきました。その点は残念です。いずれも、当 該団体のメンバーに詳しく話しを聞いていたのですが、やは り、団体の展示は楽しいですね。以下、初日のみ二日目のみの団体も併せて建物毎にコメントを。
 最初は、アドセミナリオ2階。★ノベルゲーム制作サークル・アトラ「総 合コンテンツ展示会」。自分たちでノベルの作成からキャラクターデザイン・背景画、プログラムまでやっているのだそうです。それぞれの得意な人間が集まっ ているようで、大学のサークルならではですね。今年、初めての学園祭展示だそうです。画像等は200円の実費でCDを販売していたので購入しました。★RUPU(立 命館大学写真連合)「大写真展」、写真研究会と写真部の合同展示。写真研究会の作品で気になったのは、小野「赤」・空がきれい、河瀬「分岐点」、村川「影 日」、山崎「消失人間」・作った感じがいいですね。写真部の作品で気になったのは、清水「本音」、平塚「FISH」、堀井「Architect of Planet」「The sight」、宮崎「理不尽」。合同展示は賛成ですが、両団体の違いをもっとアピールした方がよいように思いました。★立命館大学TRPG倶楽部「卓 上冒険譚」、これまでの学園祭では体験型の企画だったので敬遠していたのですが、今回は展示もあったので詳しく話しを聞きました。私はゲーム機の中での ロールプレイングゲームと勘違いしていたのですが、"T"のついているところがミソで、ルールブックがありそれに基づいて参加者が会話を進めていく Table talk形式のゲームだと教わりました。年配の人も多く参加していて、オープンな会合も多く開かれていて、立命館大学のサークルも主宰して開催することが あるのだそうです。★デザインサークル・SmarterR「KONOHA Cafe」、今年は、お茶を飲みながら、紙を葉っぱの形に切り抜き、そこに「きづな」にかかわるメッセージを記入して、中央に設置された木につるすという企画でした。★経済科学研究会「パネル展・その時、東北は動いた」、夏季休暇中にフィールドワークで3.11の被害や復興状況を学んだことのパネル展示でした。状況を発信し続けることは大切なことですが、さらに経科研としての意見の発信もほしかったと思います。★探検部「前 人未踏展2012」、いつもの三パートの活動紹介とともに、今年は帝釈峡調査の報告でした。後者を詳しく解説していただきました。閉じられた環境であるこ とから、微生物など独自の発見が期待できるということや、観光資源開発のための基礎調査の依頼があったことなど、部員の数も増えているようで、よかったで す。★一番奥の教室二つで、「正課企画」、 一方の教室が理系、他方の教室が文系で、全学部から学びを紹介していました。一日目は文系の教室で、河音ゼミの活動を詳しく聞かせてもらいました。財政学 のゼミなのですが、ゼミ生の問題関心に応じた多様な研究を行っていることの紹介でした。二日目は理系の教室で情報理工学部研究室の説明を聞かせてもらいま した。一日目は西浦研究室の展示だったのですが、二日目は展示が変わって谷口研究室、創発システム研究室の展示でした。具体的には、直前の2音から推測し て作曲していくプログラムの紹介でしたが、ここから派生して基本的な考え方や今後の方向性など、様々な説明をしていただきました。正課企画は昨年から始 まったのですが、昨年は西浦先生から、今年は研究室の院生から説明を受けましたが、やはり専門家からの説明を直接受けられるのは楽しいですね。
 続いて3階。★会計学研究会「楽しく学ぶ会計学」、国際会計基準の報告でした。昨年も同じでしたが、昨年は、会計研としてどのように考えるかの質問をしたところいろいろと答えてくれたのですが、今年はその点がなかったかな。★IVUSA京都「国際ボランティア学生協会展示会」、私への説明担当者が一回生で、彼が実際に経験した宇治の水害に対するボランティア活動について詳しく聞かせてもらいました。メンバーは300人近くいるとのことで、機動的でもあり元気な団体です。★伝統文化体験サークル「彩」、和楽器などの体験でした。
経済学研究会「気になることを経済学で」、経済学者三人の発表でした。ただ、学祭向けのポスター作成だそうで、なぜ、この三人なのか、サークルとして何を言いたいのか、という点がなかったのが残念です。★丹後村おこし開発チーム「村人」、笹葺き家屋の保存、とても貴重な文化遺産だと思います。その技術を、このプロジェクト団体として継承している形のようなので、後継者養成も含めて期待しています。★ゲーム創作サークルBeatSense「ゲーム発表会」、一つのゲームをやらせてもらいました。あっさりとgame overになってしまいましたが。★物理科学研究会「感 じてみよう物理の世界」、テスラコイルを展示してあり、実際に作動させて電灯をつけるところを見せていました。私はどこでテスラコイルを知っていたのだろ う?尚古集成館だったかな。来場者は、とても驚いていました。★一番奥の教室が、実行委員会企画「コインコレクター」。上からピンポン玉をはじいて落と し、下のgoalまで運ぶというゲームでした。私はわりとあっさりとクリア。
 最後に4階。★減災X学びプロジェクト「Pcafe 今あなたに伝えたい3.11」、サービスラーニングでの取り組みの紹介でした。★ライトノベル研究会「この出し物がすごい2012」、おすすめのライトノベルの展示と、執筆体験。会誌をいただきました。★立命館大学クイズソサエティー「クイズ立命オープン」、クイズ大会。家族連れでいっぱいでした。★ノベリストクラブ「ノベリストクラブ展示会」、実際に会員がやっている短文作成の練習の体験コーナーでした。部誌「ノベルリズム」をいただきました。★Reco.lab「身近な環境活動」。展示でしたが、話しを聞くと、以前はグッズ製作なども行っていたが最近はできていないとのこと。私はボールペンなどたくさん持っていたりするので、またecoな製品の提案なども行ってほしいですね。★民科経済研究会「福井の原子力政策はどうなってるんやぁ」、福井でのフィールドワークの結果報告。報告レジュメも用意していたのはわかりやすいですね。内容的には、私は多面的な分析がなければ、単純な反原発ではリアリティがないように思いました。★将棋研究会「将棋とふれあおう」、対局と詰将棋など。将棋研究会がこのような形で展示をしていること自体がいいことだと思います。また、ビラの表紙絵を琵琶湖漫画研究会が描いており、このようなコラボも大賛成です。★理工学部プロジェクト団体Ri-one「人 工知能と戦う学園祭 in BKC」、五人のチームでソフトと戦うサッカーゲーム。実は昨年もやってみたので二回目なのですが、0封負けでした。今年は、パスを受け取るよう位 置取りをしてみたのですが。部員が一人一人の参加者について援助してくれていたのがよかったと思います。参加賞でRoboCupのシールをいただきまし た。★理工学部プロジェクト団体RiG++「ゲーム体験」、各種ゲーム。★映画部「学 祭上映会」。二作品だけ見ました。酒井「音楽言語論序説」、言葉を笛で表現するという着想はおもしろいと思いましたが、丁寧に作ることが必要かな。松浦 「極道博打」、もっとそれらしくするか、逆に、まったく非リアルにするか、でしょう。★最後の教室が、実行委員会企画「ブリッジメーカー」。パズルのピー スを組み立てて橋を作っていくもの。会場に一人で来ていた男の子と一緒にやらせてもらいました。
 アドセミナリオでは、APUからの団体も展示を 行っていました。天空祭と異なり、RUの団体と混在しているのはいいことだと思います。ただ、準備の時間がなかったのか、当日パンフにはAPUからの団体 が記載されていません。天空祭でも思いましたが、派遣する団体をもっと早く決定して、パンフなどに掲載するようにできないでしょうか。また、APUからの 団体には「リッツパイレーツ」の企画の説明がされていなかったようです。「リッツパイレーツ」の企画対象外の展示であることの表示もどこにもありませんで したから、困惑した人達も多かったのではないでしょうか。なお、個別団体の紹介は、天空祭のメモを参照してください。
 「リッツパイレーツ」のも う一つの会場が、コラーニングハウスU。ここでは一階のフロアだけでの展示でした。★エントランスで、実行委員会企画「ショットガンマスター」。コラーニ ングUの会場は、二日目の日曜日に出かけたので、家族連れが多く、ゲームも長蛇の列でしたので、私は邪魔をしないようにと参加しませんでした。★音響工学研究会「Audio Cafe '12」、今回は二種類のスピーカー。大きい方は、低音を響かせるために下のボックスを加えたものでした。早かったせいか、来場者がいなかったので、米米クラブの浪漫飛行を、両方のスピーカーで聞き比べさせてもらいました。★知能エンターテインメント研究室「ゲームAIは止まらない」。★立命館コンピュータクラブ「RCCオリンピック」。★やくけんR「来 たれ 医療ReYact2012」、研究班により「難病」、臨床班による「医療制度」、生活班による「睡眠」の三テーマの調査報告。「睡眠」について詳し く説明してもらいました。テスト調査に回答することで自分のタイプを知り、それぞれのタイプについて説明を受ける、という内容でした。最後はクイズに答え ましたが、7問中6問正解の結果でした。薬学研究会なのだけれども、必ずしも薬そのものの研究だけでないのだそうです。薬学部の学生以外の学部の会員もい るそうで、社会科学系学部からの学生も含めて、多面的な研究ができればいいですね。今回のテーマなどそれには最適のように思います。★ライフサイエンス研究会「React to SCIENCE」、いつもの科学実験。子供たちで盛況でした。いつもの、スーパーボウルを作ったのですが、実験を紹介するパンフをもらったので、これでやってみたいなとも思っています。★数学研究会「折り紙とナンプレ」。
 ここからは「リッツパイレーツ」以外の企画。
 リンクスクエア。食堂での企画。★鉄道研究会「TEXPO2012」、 今年は「ひたちなか海浜鉄道」の研究発表でした。災害の問題、ローカル線の問題を調べたものでした。鉄道研究会の展示というと、鉄道模型を動かせることで 子供たちに人気ですし、知っている人には駅弁販売が人気なのですが、私は、毎年、研究報告がされているのがすばらしいと思っています。ただ、できれば単年 度の発表にとどまらず、継続的に研究して具体的提言を行うなどにつながればいいのに、といつも思います。
 プリズムハウス。★草津天文研究会「天体写真展」。おそらく、部員に詳しく聞けば、それぞれの写真撮影の工夫が知れたのかもしれないのですが、写真を見る限りでは、工夫があまり見えなかった印象です。対象物の天体を示すだけではなく、撮影の工夫もアピールするような展示方法はどうでしょう。★立命館大学ジャパニメーション批評協会「サブカルファミリア」、サブカル検定。昨年は受験したのですが、今年はパスしました。★落語研究会「立命寄席」、結局、衣笠も含めて落研に行けませんでした。★映画制作サークル・輪彩「輪彩上映会」も、時間の都合で。★立命館大学飛行機研究会「ミニ鳥人間コンテスト」、模型の飛行機を組み立てて飛ばす企画。昨年、二日目にはキットがなくなってしまって、子どもたちが残念がっていたので、今年は、私は敢えて参加しませんでした。★山井ゼミ「シェー ナウの想い・上映会」、時間のこともあったので、パスしようかと思っていたのですが、途中退出もできるとの呼び込みの学生につられて入りました。原発によ る発電を拒否し、ついには自ら電気会社を立ち上げたドイツの小さな町のドキュメンタリー映画でした。興味深くて、当初は、少しだけ見て途中退出しようと 思っていたのですが、かなりの部分まで見てしまいました。ゼミからの企画という点もいいですね。
 セントラルアーク。2階での企画。★琵琶湖漫画研究会「パネル展」。いつも思っているのですが、RBMの作品は、デッサン力の点でも高い水準にあって楽しめます。あと、テーマ性というか、何を伝えたいのかの内容を表現してほしいと思います。★ロボット技術研究会「ロボット☆パラダイス」、ロボット実機のデモ。このフロアでやるところが面白いですね。
 ユニオンスクエア。食堂の中での企画。★華道・フラワーアレンジメント部「学園祭華展2012」、昨年にも比して、フラワーアレンジメントに傾斜しているように思いました。華道の指導者はいるのだろうか。★美術研究部「似顔絵コーナー」。これまで屋外で行われていたのですが、天候や気温のことも考えれば、屋内企画にしたのはいいと思います。また、席数が屋外でやっていたときよりも多いようにも思いましたが、実際はどうだったのでしょうか。
第4回演奏会
FIZ
3(土)
14:00-16:00
エポックホール
無料
輝け紅葉彩る和音たち
三弾鍵盤
3(土)
12:00/15:00
ドリームクロスラウンジ
無料
 *合間合間に聞いたのです が、まとまって聞いたのは、第二部の最後の数曲だけでした。今年は、曲数がとても多くなっているように思います。部員も増えたのかな。ただ、演奏を聞いて いると、全体に淡々とした演奏で迫力がなく、どうも器械に依存してしまっているような印象でした。演奏者の経験年数を見ると、かなり長い年数エレクトーン を演奏しているようなのですが、迫力なり、自己主張なりがないのが残念でした。
バロックコンサート
交響楽団
4(日)
13:00/15:30
エポックホール
無料
 *13:00からの回を聞 いてきました。立オケがバロックのコンサートを行うのは珍しいように思います。その趣旨なども聞かせてもらえばよかったのですが。メンバーによるアンサン ブルで7曲の演奏でした。バロックにはバロックの音色があるように思います。荘重さと天空に突き抜けていくような感じが、出せれぱいいですね。お名前がわ からないのですが、バイオリンを弾いていた一人の女子学生の音色がとてもよかったと思いました。最初の曲は、バーゼル「ロンド」。二曲目が、パッフェルベ ル「カノン」。天空に突き抜けていく感じや、徐々にアップしていく感じ等がほしかったですね。三曲目がバッハ「主よ人の望みの喜びよ」。四曲目がバッハ 「G線上のアリア」。五曲目がビバルディ「四季より秋」。でも、「秋」ってこんなにおとなしい曲だったっけと思わされてしまいました。六曲目が、テレマ 「ビオラコンチェルト」。最後が「ブランデンブルグ協奏曲第3番」。いずれも有名な曲ばかりで、その点ではお客さんにも楽しんでもらえる選曲だったのでは ないでしょうか。
全日本学生ボードセーリング選手権
Windward
5(月)-7(水)



 11月5日〜7日に沖縄で開催された2012年度全日本学生ボードセーリング選手権(個人戦)にて、Windwardの板庇雄馬(スポ2)が優勝しました。また、井上雅皓(理4)が10位入賞しました。Windwardは、昨年度のレディース部門優勝に引き続き、2年連続でのインカレチャンプ輩出となりました。(以上、学生オフィス・BKCの星野さんより)
秋季学内展
書道部
6(火)-7(水)
10:00-18:00
ユニオンホール
無料
衣笠学園祭
学園祭実行委員会
10(土)-11(日)
12:00-20:00
衣笠キャンパス
無料
 *初日はとてもいい天気、 でも暑くもなく、絶好の学園祭日和でした。そのため、来場者も多数で盛況。しかし、二日目は、大雨。模擬店はすべて中止となり、ステージは行われましたが 観客も少数でさびしかったですね。残念。学園祭が終わり、学内の木々の紅葉もすすみ、秋を実感します。この後は、大学スポーツのクライマックスシーズンを 迎え、冬に向かいます。毎年のことなので季節を移り変わりを感じる今日この頃です。昨年は、ひやっとする事故がいくつかありましたが、今年は特にありませ んでした。初日も二日目も私は夜12時前に学内を歩いて帰宅したのですが、見事に片付いていて学生の力を実感しました。教室での放置はいくつかあったよう ですが。
団体企画
衣笠学園祭
10(土)-11(日)
12:00-17:00
衣笠キャンパス
無料
 *衣笠の学園祭でも団体企 画は昨年より多くなっています。衣笠の学園祭では、「トレジャーハンター」という企画名でスタンプラリー。キャンパスの建物を三つのエリアに分け、全ての エリアからシールを集め、キャンパス内の案内看板にあるクイズに正解したうえで、宝探し会場で暗号を解いて鍵を手にいれ、賞品をもらう仕組みでした。私は 初日に16のスタンプを集め(初日であったこともあり、スタンプが準備できていない企画が多くありましたから)、一等賞品のマグカップをいただきました。 二日目は、雨であったためクイズに正解する要件がなくなりましたが、私自身はスタンプを集めることをしませんでしたので、賞品はここまででした。衣笠でも以下、初日のみ二日目のみの団体も併せて建物毎にコメントを。
 まず存心館2階。★書道部「秋 季学内展」。BKCでは学園祭期間外での展示だったので残念でした。今回は主要メンバーのところで創作の作品を展示することが主眼であったのかなと感じま した。川上「秋のうた」、竹林「感謝」など、目を惹きました。ただ、もっと元気なり迫力なりだしてくれる作品がほしいなと思います。一回生を中心にして臨 書もあったのですが、春の段階に比べれば臨書の対象が一歩進んでいる感じです。それだけに難しいのですが、自分の字を書こうという志向のものがみられたの は違うのではないかと思います。臨書の場合は、対象をしっかりと書いていくことが勉強だと思います。たとえば、米
の書がありましたが、逃げるのではなく、対象物の筆致をぜひ身につけてほしいと思いました。立命PENクラブ「辻村深月の世界」、会員による辻村深月作品の書評などの展示でした。なぜ辻村深月なの、と聞いたのですが、好きな人が多かったから、というだけの返事でした。やはりここが基本だと思いますので、つねにこの問いに立ち返って考えてほしいと思いました。★TeamRumbleFish「試射」。昨年、詳しく解説してもらったのですが、今年も、私の講義の受講生がいたので彼に詳しく解説してもらいました。会員が増えているとのことでした。★トイカメラサークル・ゆるカメ「Phorest」、 トイカメラで撮影した写真の展示。私などトイカメラの写真というと、ピントが甘かったり、周辺がぼけていたり、だけれども、そこに味があって、といったイ メージをもっているのですが、展示されている作品は、わりとシャープな映像でした。この点を質問すると、最近はトイカメラも性能が向上しているので、そう なるのだそうです。とすると、改めて、トイカメラで撮影することの利点は何かを問うていくことが必要のように思いました。
 続いて3階。★民科政治研究会「イ ンテリジェンス」、各国情報機関の発表。日本の政治家が情報ならびにその活用について無関心であることの問題提起をしたかったことが展示趣旨と聞きまし た。特に指導を受けているわけではないとのことだったのですが、政治学的な分析(単なる政治トピックではなく)があればと思いました。★戦史研究会「闇の終焉を告げし暁の戦史研」。★社会科学研究会「若者講演会」。★朝鮮文化研究会「ア ンニョンハセヨ 朝鮮学校」、朝鮮学校の紹介。この間、不当な扱いを受けていることへの対応だと思います。ただ、単なる紹介、あるいは他と変わらないとい う内容にとどまっているように感じました。現時点では防御的な対応が妥当だという判断があるのかもしれませんが、もっと積極的に内容を提示していった方が いいように思いました。★民科法律学生部会「みんほうFW体験記」、今年は環境をテーマにした報告。ただ、法的検討はされていないように思いました。とくに、指導を受けていないとの説明を受けたのですが、民科政治もそうなのですが、学部教員からの援助がこの間、途切れているでしょうか。★東洋史研究会「魑 魅魍魎の世界史」、様々な妖怪の紹介でしたが、それが、中国、日本、場合によっては西洋と、複数の世界でどのように扱われているかを提示していたところが 面白かったですね。研究会の名称が「東洋史」ですが、狭い意味でのそれではなく、各自の関心にそって、それ以外の領域にも研究対象を広げているとのことで した。ただ、それぞれの妖怪を研究する際に、切り口を明確にして、しっかりと切り込んでほしいと思いました。様々な切り口があります、宗教的、社会文化 的、伝承の在り方、絵画その他のメディアの視点、などなど。今回の展示は一般的な紹介にとどまっているように思いました。★考古学研究会「勾玉体験教室」。★考古学研究会「松 尾山廃寺測量調査中間報告会」、これまで学園祭や研修支援金のプレゼンテーション等で、松尾山廃寺の件は聞いていたのですが、今回、まとまった形で話しを 聞けてとても興味深い内容でした。会員が詳しく説明してくれ、今回の学園祭の展示の中では私はもっとも楽しめました。松尾山廃寺は、考古学研究会が発見し たもの、出土したものからするとかなり格式の高いものと考えられ、さらに、3百年近く存在したと考えられるのだが、記録に一切残っていない寺なのだそうで す。推測としては、松尾大社の神宮寺ではないかとのことでした。出土品を直接さわることもできて感激でした。発掘結果を社会的に公表する手段を本気でき考 えるべきだと思いました。
 そして4階。★地理学研究会「徳 島都市圏と商業交通政策」、徳島市近郊の都市に大型ショッピングモールが誕生することで、近郊都市の人の購買行動が変化したことの研究報告。文献調査だけ でなく、現地でのアンケート調査なども行っての報告でした。会長さんに詳しく説明していただき、質問にも丁寧に答えてもらいました。この結果を提言ととも に、社会的にそして当該地方自治体に対して公表することができればいいなと思います。★探検部「前人未踏展2012」。★天文研究会「展示」、いくつかの班を作って、興味あることを調べたポスター発表。少し継続的に調べて行ってみてはどうでしょうか。★天文研究会「プラネタリウム」、久しぶりに天文研のプラネタリウムに入りました。星座の紹介とギリシャ神話の紹介でした。このプラネタリウムの機械は手作りではなかったかと思うのですが、この機械の紹介があった方がよかったのではないでしょうか。★平和文明フォーラム「あなたが主体者」、環境関係の展示。
 一階と地下。★落語研究会「立命寄席 in 衣笠」。★鉄道研究会「そ うか、鉄研に行こう」。BKCで鉄研の展示を見たので、衣笠ではパスしようと思っていたのですが、以下の、メディア芸術研究会の展示で、鉄道研究会と共催 で聖地巡礼を行い、マップも作成した、その際の展示がされている、と聞いたので、BKCではそれわ見逃したと思い、その展示を見ることを主眼として再訪し ました。マニアックですが、そのようなテーマ設定も面白いし、他団体とのコラボというのも面白い取り組みだと思いました。帰りに、久しぶりに機関紙の「ポ イント」を購入しました。
 諒友館。

ゼミ・正課企画
BroadSmile「東北の今」
自立のための道具の会・京都「スリランカ・カンボジアの歩き方」

 恒心館。ボランティア関係の団体が並んでいた建物でした。
311+Rnet「3.11世代の咆哮」
減災X学びプロジェクト「Pcafe」
beleaf「フェアトレード・コレクション」
Jollybe「フィリピン弾丸ツアー」
IVUSA「ボランティアのちょっと先」

 清心館1階ロビーで、★能楽部「能 楽源平合戦」。能の演目を解説した展示と、舞台をしつらえての仕舞の演舞。普段あまり目にすることのない仕舞を身近なところで見ることができるという点 で、このような企画はいいことだと思いました。ただ、すぐそこが西側ステージで、清心館1階はその控室のような感じでごった返していたし、準備のために騒 々しくて、企画場所としての環境が悪かったのが残念です。
 以学館の展示は、実は、時間がなくてどこも駆け足で回ることになってしまいました。部員とじっくりと話しをしたかったのですが、残念でした。まず、地下。★古美術研究会「日本の神様、こんにちは。」

写真研究会「学園祭MEGATEN」

 1階。★広告研究会「戻れま展」、様々な「戻れない」ことの展示。★RitsBLOH「活動報告写真展」、ボランティア活動の報告写真展。
 2階。★オカルト研究会「怪談百物語り」、会員による怪談話し。★color-free「All you and I need is LOVE」。もっとも大切なことは、と質問すると、この表題そのもの、との返事が返ってきました。★絵本サークル・たまごのきみ「小さな絵本の森2012」。★文芸サークル・百宴らいたあ「文芸/占いサロン」。部員は全員が最初に占いの訓練をするのだそうです。★たいさくん「食べることは生きること」、食べることに関する展示。
 志学館。ここはマニアックな展示をしてくれていて、毎年楽しみにしている団体が並んでいました。初日は時間がなかったので、二日目にゆっくりと話しを聞いてきました。
城郭研究会「五稜郭と近代城郭群」
漫画研究会「秋のパネル展」
メディア芸術研究会「めでぃけんコレクション」

第4回演奏会Fiz10(土)14:00以学館2号ホール無料
学園祭コンサートピアノ研究会11(日)12:00以学館1号ホール無料
 *全体は三部構成でしたが、第二部と第三部を聞きました。
自主制作映画上映会映画研究会14(水)9:00-19:00以学館1号ホール無料
立命能能楽部19(月)13:30-19:00以学館2号ホール無料
CLIP写真展示"POP"CLIP20(火)
21(水)-23(金)
12:10-17:50
10:40-17:50
ユニオンホール無料
 *23日の午後に見てきました。意図的に作ろうとした作品があったのはよかったですね。ただ、写真とタイトルだけでは何を表現しているのかわからないものがいくつもありましたので、作品解説あるいはコメントの掲出があればいいのではないでしょうか。
断髪式落語研究会23(金)16:30-19:00学生会館小ホール無料
Premium Autumn LiveCLEF24(土)-25(日)15:00-18:00学生会館小ホール無料
全日本学生囲碁十傑戦囲碁研究部25(日)
 全 日本学生囲碁十傑戦にて、柳田朋哉くん(文学部1回生)が優勝! 囲碁の学生三棋戦の一つで、昨年優勝の田中くんに続き、囲碁研究部から2年連続で優勝者 を輩出。部長の山下寛くん(産業社会学部3回生)も10位入賞し、意地を見せました。本学の学生たちは、今のところ囲碁・将棋分野の今年度の学生個人タイ トル4つを全て獲得中。12月下旬の両分野の個人戦・団体戦も大いに期待です。(以上、学生オフィス・衣笠の曽谷さんのfacebookより)
後期展示会陶芸部26(月)-30(金)11:00-18:00ゆんげ無料
オーディションライブ軽音楽部26(月)-29(木)12:00-18:00学生会館小ホール無料
第56回定期演奏会ピアノ研究会27(火)17:30開場
18:00開演
府民ホールALTI無料
 *3 部構成、各部4人、合計12人の演奏でした。第一部はまず、川西さん演奏の「パッフェルベル・カノン」。自分で編曲もして演奏でした。この曲は、天上に突 き抜けていく感じが幹だと思うのですが、そのあたりのイメージを持つことが必要のように思いました。松浦「安藤・Truth」。手慣れた感じの演奏でした が、これも曲のイメージをもった演奏が必要のよう思いました。山名「ドビュッシー・グラナダの夕べ」。強音部の迫力と、スペインのイメージがほしいです ね。手島「ラテンアメリカの夜明け、ルパン三世」。手島君自身の編曲での演奏。音を丁寧に発せられていない気がしたのですが、音はとてもきらびやかで、聞 いていて楽しい気分になれました。第二部はショパンの曲が四曲、いずれも手慣れた演奏でしたが、ショパンの曲であるがゆえに要求水準も高くなってしまいま す。まず、堀川「エチュード大洋」。しっかりとした演奏ですが、タッチが流れてしまっているようにも思いました。黒須「バラード第3番」。驚きがない、と いういうか細かいところまで気持ちが言っていないのではと感じました。小畑「幻想曲ヘ短調」。スローテンポで始めるなど抑揚をつけようとしていたのだとは 思いますが、表現したい思いがなんだろうと思いました。演奏の姿はよかったですね。土橋「舟歌嬰へ長調」。優美な演奏でした。第三部はまず、馬場「ラヴェ ル・ソナチネ」。しっかり弾いているのですが、心に響かないのはなぜでしょうか。ラヴェルのひらめくような感じがしないのかな。多賀谷「シューベルト・3 つのピアノ曲第1曲」。他の演奏者と音が違っていました。毎年、ピアノ研にはそのような演奏者がいます。市岡「ギャニオン・めぐり逢い」。この曲の味わい をだしてほしかったですね。山崎「ショパン・スケルツォ第3番」。演奏が荒いし硬い感じがしましたが、とりわけ高音域の音出しではっとするような部分があ りましたし、とても期待できる演奏者でした。まだ一回生ということで、これから楽しみです。

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