学術・学芸系サークルの催し物(11月 分)

 ここでは私自身の覚え書きとして、催し物一覧と若干の感想をメモしています。
 
企画 名 団体 名 日 付・曜日 時間 場所 入場 料


BKC学園祭
学園祭実行委員会
1(土)-2(日)
12:00-17:00
BKC
無料
 *1日に出かけましたが、 雨模様で残念でした。模擬店と発泡ステージは終日中止になりました。そのため、団体企画中心になり、本来の学園祭の姿になったのかもしれません。ただ、午 後からは雨は上がり曇り空になったこともあって、入場者も増えたようです。ある団体企画の場で聞くと、1時間30分で百数十人が入場した、と言ってまし た。例によってスタンプラリーを回って、ぬいぐるみをいただきました。
団体企画
BKC学園祭
1(土)-2(日)
12:00-17:00
BKC
無料
 *コラーニングハウスU。ライフサイエンス研究会。乾電池、プラズマボールの展示を見たうえで、種を作らせてもらいました。ロボット技術研究会。ロボットを動かさせてもらいました。音響工学研究会。自作スピーカーを聞かせてもらいました。最初は、薄い板で響かせて、低音を下からだすスピーカーと、硬い板で横にも膜のあるスピーカーを聞きました。前者は響いており、後者はやはり硬い音で、輪郭のしっかりした音だと感じました。MxD。待っている人が多かったのでパス。ゲームはBurning Bana-na。バナナを投げてネットに入れるゲーム。4つ入って、3ポイントゲット。
 リンクスクェア。鉄道研究会。あいかわらず、子どもがいっぱいでした。C4。ファッションショーでしたが、何か退屈でした。最初から最後まで同じものの繰り返しだったからでしょうか。衣装も最初に出たものが繰り返されているものでしたので、その点で目新しさもなかったし。
 プリズムハウス。飛行機研究会。紙飛行機の作り方を教えてもらい、向かいの教室で飛ばしました。草津天文研究会。今年はプラネタリウムはパスして、天体写真展のみ見ました。今年は、やっぱり皆既月食かな。落語研究会。色物のみ聞きました。反応がなくともめげずに頑張っているのが根性あるなと思いました。輪彩。「リトル・ピープル」の一本だけみました。ファット・ボーイからの連想でしょうか。興味深いテーマでしたし、セリフの音声処理も面白かったので、更に深めていけば、と思わされました。
 エポックホール。Fiz。第1部シンフォニック・ステージの二曲を聞きました。入場者が多く、立ち見も出ていました。ただ、演奏は音が濁っているし、大きな音を出そうとしているだけのように感じます。曲の気分を表現することもできていないかな。スパークはもっと気宇壮大な感じの曲のはずですが。
 ラルカディア。BeatSense。ゲームの映像がきれいでした。アトラ。いつものゲーム展示で、最後にゲームのDVDをいただきました。Reco.lab。ポスター展示でした。RiG++。RiGおすすめのゲームをやりました。昨年もこれをやったような。わりとステージを先まで行けたかな。数学研究会。薔薇の折り紙を教えてもらいました。民科経済研究会。東北の復興についてのレポート。単に、行政を批判するだけでなく、具体的提言まであれば、と思いました。丹後村おこし開発チーム。いつものポスター展示でしたが、今回は、竹箸を作らせてもらいました。MBF.com。興味はあったのですが行けませんでした。ノベリストクラブも。
 アドセミナリオ2階。写真研究会・写真部合同展。人物作品にいくつも印象に残るものがありました。合同展示はいいですね。やくけんR。ポスター展示。SmarteR。海の生き物の絵をかいて、ドリンクを。RCC。様々な作品をみせてもらいました。
 3階。経済科学研究会。夕張のFieldWorkの報告でした。以前は盛んに報道されていたのが最近は聞かなくなったので、調べに行ったとのこと。とてもこれではやっていけないのでは、というのが率直の感想だったようです。経済学研究会。一回生が調べた、マルクス・リカード・ケインズの紹介ポスター展示でした。朝鮮文化研究会。ヘイトスピーチについて調べた基礎知識のポスター展示。物理科学研究会。気象関係のポスター展示でした。なぜ、気象?と聞いたところ、様々な事象を物理の視点で検討する、ということなのだそうです。フラワーアレンジメント部。昨年は、ユニオンカフェテリアでの展示で、その際は、小品のイメージでしたが、今回、教室展示で、なにか大作のような感じがしました。探検部。今年は八丈島の調査でした。戦時中の要塞の測定と、ポットの調査でした。Ri-one。昨年のリベンジでサッカーゲームを。結果として0対1で負けましたが、昨年ぼろ負けでしたから、それよりは善戦かな。
 4階。TeamRumbleFish。あいかわらず人が入ってましたが、今回は私はパス。映画部。こちらも夕方でしたので。これらを通り過ぎて、奥にあるK・I・J・Iのゲーム。5つの風船を5つのネットに入れるもので、4つが入りました。
 セントラルアーク。4時を過ぎていましたので、三弾鍵盤のコンサートは終了していました。RBM。毎回思いますが、デッサンがしっかりしているので、見るに値する作品がいくつもありました。
第62回定期演奏会
邦楽部
1(土)
15:00開場
15:30開演
府立文化芸術会館
無料
第71回秋本公演オムニバス
「四面体妄想症」
劇団西一風
4(火)
5(水)
6(木)
13:00/19:00
13:00/19:00
13:00
以学館2号ホール
無料
衣笠学園祭
学園祭実行委員会
8(土)-9(日)
12:00-20:00
衣笠キャンパス
無料
 *初日は、肌寒いのですが まずまずの天気。人出もまずまずだったのではないでしょうか。父母の方かな、人が多い、と感想を漏らしていたのを聞きました。ただ、私には例年より少ない 感じがしました。今年の当日パンフは、校内マップに、地図の建物毎に企画名が入っていて使いやすいものでした。企画名の字が小さくで私のような老眼には読 みにくい点が改善点かなと思いましたが、このような当日パンフの方向性は大賛成です。スタンプラリーは、条件がとてもゆるやかでしたので、タンブラー1 個、ブランケットは3個、エコカイロ1個と、5個のグッズをいただきました。父母教育後援会でのチケット配布は700枚を超え、過去最高だったそうです。 二日目は雨で心配しましたが、午後になって雨があがってよかったよかった。文学部のサトウ先生が法被姿でフクシマ支援を訴えていました。
団体企画
衣笠学園祭
8(土)-9(日)
12:00-17:00
衣笠キャンパス
無料
 *毎年まずは存心館。これもいつものとおり2階の書道部から。今年は一回生の作品が印象に残りました。植野敦子「雲」は力強い作品、楠亀礼佳「何紹基」はとてもいい線、浮田千紗子「橘逸勢」整った線でした。朝鮮文化研究会。ヘイトスピーチのポスター展示。社会科学研究会。お昼には部屋は閉まっていました。立命PENクラブ。立命生に聞いた作家の人気ペスト5のポスターと、講演を予定している中村航の作品についてのポップ展示。
 3階。将棋研究会。将棋対局のみでした。展示なども考えてよかったのではないでしょうか。東洋史研究会。 今年は、敗北・抵抗をテーマに調査した報告ポスター展示。歴史は勝者によって作られているため、敗者・抵抗の観点から見てみると違ったものが見えてくるの ではないかとの問題関心からの展示でした。中国・日本・西洋の十人程度の人を取り上げていました。個々人についてメンバーが詳しく解説していただきまし た。ただ、全体として見えてくることの考察もあればよかったと思います。東洋史研究会ですが、文学部の東洋史専攻の者は1名だけで、西洋史の者は法学部な ど文学部以外の者も多いのだそうです。民科法律学生部会。九州とりわけ水俣へのフィールドワークの報告でした。単に、水俣病を忘れてはいけない、というだけでなく、これを部としてどう受け止めて生かしていくのかを提示することが必要だと思いました。地理学研究会。福井・敦賀の地域研究の報告。様々なテーマでの調査でしたが、ハザードマップについてのアンケート調査は調査の集計途中でしたし、様々なテーマで調査した総合的結論を提示してほしかったですね。Team Rumble Fishはパスしました。着物文化研究会は女性限定でした。
 4階。平和文明フォーラム。今年は、文化・芸術の観点からの展示でした。ビジュアルなことも含めてわかりやすいのではと考えたためだそうです。ゆるカメ。 今年は、回生対抗で、各回生毎にテーマを決めての展示でした。回生毎で人数にも大きな開きがあるようです。四回生の展示に一票を投じておきました。トイカ メラにもかかわらず動物のアップを撮った作品で、なかなか頑張っていると感じたためです。自作のポストカードをいただきました。天文研究会。プラネタリウムはパスして展示を。展示は、いつものように会員の関心による調査の報告ポスター展示でした。十数班で各班2〜3人での調査でした。今年は宇宙論の調査もあり、頑張ったなと思いました。城郭研究部。城郭の終焉として、近代になっての、廃城・復興・観光化などを取り上げていました。音響工学研究会。衣笠でもスピーカー展示でした。
 地階。鉄道研究会はいつもながら子どもたちが、喜んでいました。
 ラリー企画の関係で、次は以学館。これもいつものとおり地階の古美術研究会か ら。世界遺産をテーマとした展示でしたが、今年は、いろいろと参加型の企画を入れていたところが工夫されていてよかったですね。絵画パートは鳥獣戯画でボ ケる企画、庭園パートは庭園模型と自分たちで庭を造る企画、彫刻パートは彫刻総選挙、といった具合に。展示の文字をもう少し大きくした方がよいよいに思い ます。会員作成の世界遺産の寺社を撮影したポストカードをいただきました。
 2階。RitsBLOH。今年は、フィリピンで13件ほどの建物作りに携わったそうです。Rowan
 3階。MBF.com。目隠しをしての体験ですが、パス。盲導犬サークルとるて。 盲導犬のポスター展示と、盲導犬自体を連れてきての紹介。昨年できたサークルだそうで、ライトハウスなども近くにあるにもかかわらず、そのようなサークル が立命館にないことからサークルを立ち上げたそうです。盲導犬の紹介が活動の中心のようですが、学内であまり見かけた記憶がありません。いろいろと取り組 みを進めてほしいと話しておきました。百宴らいたぁ。小説の執筆やイラストの活動。今年も会誌を配布していました。年四回の発行だそうなので、一冊を勧めてもらい、グルメを題材とした一冊をいただきました。考古学研究会。 べんがらを会で扱ったことから、「古代の色」をテーマとして色づけ体験の企画でした。松尾山廃寺の進捗状況を聞いたところ、測量を終えつつあるので、まと めにはいりたいこと、発掘で新たに瓦を発見し、瓦の専門家から、この形は、寺で使われているというよりも神社で使われているものだと言われたとのことでし た。松尾大社との関連があるのではないかとの推測につながりそうです。
 4階。color free。ポスター展示と、コミュニケーション企画でした。かなり学内でも認知度があがってきたように思います。手話サークル歩む会。講演企画のようでしたが、部屋に人がいませんでしたのでパスです。日本史研究会。大河ドラマをテーマとした調査展示でした。大河ドラマが日本史への入り口としての役割を果たしているのではないかとの考えからの展示だそうです。中国研究会。昨年から日中交流誌の編集に参加しているそうです。近年、単に中国語の勉強会になっているのではないかと心配していましたので、会としての活動の軸ができたのはよいことだと思います。オカルト研究会。会場を暗くしての展示。お札を本物にすれば、と言ったところ、本物があるのだがそれを隠すためにそうでないものを多数貼っているとのことでした。Sukimatrix
 これもラリーの関係で先に、恒心館1階へ。beleaf。鳥笛の絵付け体験の企画でした。
 2階。国際交流団体BEPPINE。フィリピンの小さな村との交流について写真展示でした。たいさくん。化粧品の有毒性のポスター展示。IVUSA。広島の水害の復興支援に入ったメンバーからその状況を聞かせてもらいました。まだまだ支援するべきことが多いようです。たまごのきみ。今年も自作絵本の展示でした。ポストカードをいただきました。減災×学びプロジェクト
 諒友館2階。co-mate。コスプレ。探検部。B KCで詳しく聞かせてもらいましたので、衣笠ではパス。北岡ゼミ。錯視の展示。
 志学館。実は毎年、この建物での企画がマニアックで好きです。メディア芸術研究会。あいかわらずしっかりした研究でした。「おたく」の研究が面白かったですね。今年は更に、SPOTという雑誌の発行も始めたようです。500円で創刊号を購入しました。セツルメント漫画研究会。共通テーマでのイラストの展示でした。今年は、いくつかデッサンがしっかりしていて面白いものがありました。例年よりよくなった感じがしました。
秋季展書道部11(火)-12(水)9:00-18:00ユニオンホール無料
立命能能楽部17(月)14:00以学館2号ホール無料
アトリエ展美術研究部18(火)-21(金)12:00-18:00ユニオンホール無料
後期全体展陶芸部24(月)-28(金)11:00-17:00以学館多目的1/2無料
 *25 日の昼に出かけました。個人名と作品名を明示するのではなく、番号で展示し、評価する作品にシールを貼る形式でした。展示は、個人作品の他に、美術研究部 とのコラボ作品、信楽の作品が並んでいました。美術研究部とのコラボはいいですね。今回で2回目だそうですが、まだ小品ですし、美術研究部にもまだとまど いがあるようです。滝根君の絵付けは、彼らしい気分でしたが、小品でしたので、もっとしっかりしたものを見たいですね。個人作品にもしっかりしたものがい くつかありました。ただ、毎回同じことを書くのですが、元気な作品が欲しいですね。
定期演奏会ピアノ研究会26(水)17:30開場
18:00開演
京都北文化会館無料
 * 三部構成でした。第1部はイントロとしてアニメ曲も含めたキャッチーな内容で、第2部は新人の演奏で、第3部は真打登場で、という構成なのでしょう か。まず第1部、Program1・山名玖実・黒須執作連弾のドビューシー「交響曲ロ短調」は、確かにドビュッシーらしくない曲でしたが、演奏は個々の音 がクリアでないように感じました。P2・安藤順彦のアニメソング四曲メドレーは、全部が同じ曲のように聞こえましたので、曲調の変化をつけた方がよいよう に思います。P3・川崎円馨のマギカ「カラフル」は、音をしっかり捉えている感じがし、歌がないのに単調にならず華やかでした。P4・樋口清楓の Zeppelin「Stairway to heaven」は、楽器の音がシンプルで歌が印象的な曲ですから、歌なしで弾くならアレンジに工夫が必要でしょう。ここから第2部、P5・對馬早織のショ パン「エチュード」は、左手が均等な圧になっていないように感じました。P6・西居克紘のショパン「ノクターン13番」は、ノクターンにしては音が強くあ りませんか。P7・岩元晴香のドビュッシー「喜びの島」は、ドビュッシー的な曲ですが、この曲調だと単調にならないメリハリのつけ方が必要だと思います。 P8・川上奈央のブラームス「6つの小品」は、軽く弾いてしまった感じかな。P9・湯口理歩のシューマン「ソナタ第2番」は、曲の広がりがなく生硬な感じ の演奏でした。ここから第3部、P10・佐藤駿のバッハ「イタリア協奏曲」は、チェンバロの曲のような感じで、チェンバロの乾いた音と刻んでいく感じの曲調ですから、 ピアノで弾く場合に、音色を豊かにすることがはたしてこの曲を生かすものといえるのだろうかと思ってしまいます。P11・國友晴貴のベートーヴェン「悲愴」は、軽く演奏して しまったようです。P12・岩崎佳澄のラヴェル「古風なるメヌエット」は、もっときらめきがほしいかな。P13・山崎夏希のショパン「ソナタ第3番」は、 抑揚が効いたしっかり刻んだ演奏でした。ピアノの音が他の演奏者と違ってました。
 会場は大学から遠かったのですが、大学での演奏会よりは入場者が多かったようです。とは言え、40人程度でしょうか。ピアノ研究会は、コンサートの回数が多いのですが、集客にはあまり力を入れていないような印象です。聞いている人があっての演奏だと思います。
第16回定期演奏会雅楽会29(土)17:30以学館2号ホール無料

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