2012/11/22
みなさん、こんにちは。
2011年産業社会学部メディア社会専攻を卒業しました島子隆司と申します。この度「さんしゃびと」への掲載の機会を頂き、光栄に思っております。 私は2007年、スポーツ推薦で入学し、文武両道を確立すべく大学生活をスタートさせました。大学生活は自由で勉学と部活を中心にアルバイトや遊興など自らの生活スタイルを形成できる場であり、タイムスケジュールにメリハリをつける訓練にもなりました。その中で大学関係者の皆様はじめ、多くの方々のご支援のおかげで、充実した4年間を送ることが出来ました。そんな大学生活を振り返っていきたいと思います。
私は2つの目標を持って大学生活に取り組みました。第1は勉学面で興味のあることに没頭すること、第2は世界相撲選手権で優勝することです。
第1の勉学面では1回生の時、映画と社会について講義を受けた際、マスメディアとして映画の役割について興味を持ち、それがきっかけで世界の文化との出会いを求め、東アジア映画のゼミを専攻しました。映画について学ぶ中で、世界の国々の映画に対する思いや社会的背景を知るべく釜山国際映画祭にも参加し、多くの方々とコミュニケーションを交わすことで違った世界観を感じることが出来ました。
第2の部活動では、2回生の時、目標であった世界相撲選手権で優勝することが出来ました。その過程で、1回生の秋に全治6ヶ月の怪我をし、大学に通えない時期がある中で、監督やコーチのアドバイス、部員からの励ましのおかげで、目標に対するモチベーションを下げることなく、先行して自らが何をすべきかを考え、行動できるようになりました。加えて、従来の練習方法以外に部全体の戦力向上を目的とし、何が必要かを提案し、個人だけでなく、チームとしてこれからどうすべきか考えられるようになりました。
これらの経験からコミュニケーション能力、チャレンジ精神、協調性など、自らの人間力を高める術を身につけることが出来、これが私の糧となっています。
就職活動においては自らが志望する業界や業種を考えた時、会社選択の中でやりたいことや興味を持った分野で自らがどのようなことが出来るか、どうしたいかを考えることが重要だと思います。それを踏まえた上で、私自身も営業職を選択し、面接に活かすことが出来、内定を頂きました。仕事ではお客様のお困りごとを解決し、「ありがとう」を言って頂くことが一番の喜びです。
最後に在学生の皆さんは、一度しかない大学生活の中で、何か自分の没頭できることを見つけ、夢中になって下さい。その体感を通して自分の頭で考え行動すると自分に合った世界が見えてくると思います。最後まであきらめない立命館魂で困難に打ち勝ち、有意義な大学生活を楽しんで下さい。
●島子 隆司(しまこ たかし)
卒業年月日 | 2011年3月 卒業 |
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出 身 地 | 大阪府 |
現 住 所 | 愛知県 |
勤 務 先 | パナソニック㈱ マミュファクチャリングソリューションズ社 |
ゼ ミ 名 | 梁仁實ゼミ |
所属サークル 団 体 |
体育会相撲部 |