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2013/3/20

No.17「産社での土台作り」
●2010年修了:王 旭東さん

モンゴルから来ました!

 皆さん、こんにちは。2010年に社会学研究科修了した王旭東です。出身は中国の内モンゴルです。2002年来日、2004年産業社会学部に入学、2008年に卒業すると同時に、学内進学で社会学研究科に入学しました。衣笠キャンパス以学館で6年間の学生生活を過ごしました。この間では、図書館、ラウンジ、トレーニングルームで自分の楽しい時間を過ごしながら、尊敬する先生の授業を聞けて、そしてアルバイト、学会発表、学会誌投稿。大学2回生に講義ノートも売っていました。(笑)

 今振り返ってみると、立命館に在学中の6年間、色々チャンスが次々とやってくる、色々な方にお世話になり、楽しい時間を過ごしながら、自分の視野を広げることができました。本当に立命館大学に入って良かった、「さんしゃ」に入って良かったと改めて思いました。

友人、学業・・・私の人生の大切な財産

 日本人学生はもちろん、四年制の正規留学生を始め、毎年中国、韓国、アメリカ、アルゼンチン、色々な国から短期留学生もたくさん立命館に留学に来ています。同じ授業だったり、同じところで下宿したり、同じく体育館でトレーニングをしたり、6年間の間、日本人学生も、外国人留学生も多くの人と友達になりました。大学のようなお茶目な時代で出来た友達は、自分の大切な財産ですね。

 産業社会学部では、専門知識を高める専門科目、視野を広げる基礎科目から、地球環境論・自然人類学・スポーツのサイエンス、ジェンダー論など、様々な科目があり、学生時代では専門科目以外にも興味のある科目をたくさんとり、大学の授業を楽しみにしていました。その時に学んだ社会の基礎知識・考え方が今の仕事・生活にも大きな支えとなり、本当に大変貴重な人生経験でした。

 大学院時代では、竹濱先生のもとで、風力発電の潜在発電量を計算したり、普及策を研究したりしていました。

 竹濱先生は普段優しい方ですが、研究にはすごく厳しい方でした。研究を指導するだけではなく、私と一緒に中国内モンゴルの風力発電場(当時世界最大規模と言える陸上風力発電場)に現地調査して下さいました。そのお陰で、院生の2年の間で、学会発表や学会誌の投稿などもでき、社会学研究科の奨学金も頂けました。また、就職活動の時でも、悩みを聞いて下さって、色々なアドバイスも頂きました。内定をもらった時、私以上に喜んで下さいました。竹濱先生は研究の時だけでなく、親のように私の人生を支えて下さいました。今でも大変感謝しております。

学部時代から続いてる趣味

 大学では、部活・サークル・同好会、様々な団体があります。1つでも興味のあるサークルに参加することがお薦めです。自分では、芦原空手で1年半、石原柔術で半年間格闘技の勉強をしていました。また、第1体育館のトレーニングルームも、6年間通うことで体格もパワーも別人のようになりました。(体重58kg⇒82kg、ベンチプレス40kg⇒130kg)大学での筋トレが生活習慣になり、今は仕事をしながら筋トレも続けています。

 在学中の皆さんも、学業、図書館、サークル活動、交換留学、学会発表等々、ぜひ大学の資源を有効に利用して、有意義な大学生活をお過ごし下さい。

●王 旭東(おう きょくとう)

卒業年月日 2010年3月 博士課程前期課程修了
出 身 地 中国 内モンゴル自治区
現 住 所 東京都
勤 務 先 キューピー株式会社
ゼ ミ 名 鈴木みどりゼミ(学部)
竹濱朝美ゼミ(研究科)
所属サークル
団 体
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