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2015/4/28

No.42「今もつづく道」
●2000年卒業:高見 亜梨彩さん

シルク・ドゥ・ソレイユへの入団

 産業社会学部、スポーツ・表現コースを2000年に卒業しました高見亜梨彩です。

 2009年、カナダのサーカス団シルク・ドゥ・ソレイユに入団、米ラスベガスに渡り、現在は『KA』という舞台でバトンを回すメインキャラクター、アクロバットやパペットなどを披露するアーティストとして出演しています。

 学生時代は、スポーツ・身体表現について、またスポーツと社会の関わりについてなどを学ぶと同時に、2歳から始めたバトントワリングについての分析、研究を行いました。

 また、大学入学と同時にバトントワリング部を創部し、バトントワリングを普及する活動にも専念、同クラブは現在に至っています。産業社会学部は自身の学びたいこと、研究したいこと、やりたいことのできる学部であると思います。

今も変わらないバトントワリングへの思い

 授業で学んだことだけではなく、学部の環境、あらゆる活動など、それら学生時代のすべての経験が今の私を築いてくれました。

 そして、バトントワリングを続けることができたのも、産業社会学部の大きな受け皿があったからこそだと思います。振り返ると、今の自分の基盤を造って頂いた場であると実感しています。

 大学卒業後は母の主宰するバトンスクールで指導をしながら選手生活を送っていました。卒業から7年経った2007年にシルク・ドゥ・ソレイユのオーディションを受け合格しましたが、実際に出演が決まったのはそれから2年後のことでした。

 ラスベガスでの生活が6年目となった今も長期休演で一時帰国した際には、私の育ったバトンスクールでの指導や公演を行っています。より多くの方々にバトントワリングを知ってもらいたいという学生時代からの願いは今も変わっていません。

自分の歩むべき道

 常に夢を持ち諦めないこと、ただ夢を夢で終わらせないためには、自分にできることはやり続ける、努力し続ける・・・、今もなお常に前進の精神で過ごしています。

 産業社会学部で学ぶことにより、自分の進むべき道、自分の歩むべき道を見つけることができ、大変感謝しています。

 そしてこの道は、これからもどこまでもつづいて行くのだと思います。

●高見 亜梨彩(たかみ ありさ)

卒業年月日 2000年3月 卒業
出 身 地 大阪府
現 住 所 アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス市
勤 務 先 シルク・ドゥ・ソレイユ『KA』(Cirque du Soleil『KA』)
ゼ ミ 名 遠藤保子ゼミ
所属サークル
団 体
バトントワリング部