2016/10/27
皆さま、はじめまして。
1973年(昭和48年)に産業社会学部を卒業しました、岡山県校友会の廣江夕佳理です。 卒業後は地元岡山のアパレル会社に勤務し、日本全国の得意先を相手に営業してきました。 日本生産から中国生産になり、「生産の空洞化」が進んでいる業界です。
入学した1970年はちょうど安保闘争の真っただ中で、広小路学舎は学生達に占拠され、入学式も無く、2ヶ月ほどは自宅待機を指示された、先の見えない学生生活をスタート致しました。 夢と希望に満ちたスタートは苦難の時でしたが、1970年代の高度成長時代からバブル崩壊と 「発想力」が豊かになる、そういう学生生活を送れた事は非常に有意義だったとも言えます。 「現場に答えが落ちている」という、現場主義的感覚を育てたのもちょうどこの時です。 得てして、オフィスの机上での会議はトップダウンになりがちであり、個々の能力に合わせた仕事の遂行ができにくくなっている点もありましたので、非常に役立ちました。
当初は「産業社会学部」は何ぞやとの疑問から入りました。経営学部と経済学部のメリットを兼ね備えた、新しい時代に適応した学部だと理解して学生生活を送りました。同じ理想を追い求める、同じ学部&同じ細野武男ゼミのメンバーとの親交を深めたのも今となっては有意義な学生生活を過ごすことができたと感じています。
卒業後は皆故郷に帰り、それぞれの希望した職種の会社に就職してはいますが、未だに年1回・全国持ち回りで細野武男ゼミ同窓会を開催して学生時代を懐かしんでいます。同じようにクラブでもユースホステル研究会という同好会に入り、4年間やり遂げた同期生と先輩&後輩にも恵まれ、人生の一時代を過ごした事は忘れられません。
毎年行われている大学の会議&校友会等に積極的に参加しているのも、そういう友を得た環境を懐かしんでいるのかも知れません。これは社会人になっても最低限のマナーを得られますし、人間は一人では何もできない、傍に誰かがいて助けてくれた、友人&知人がいたことが要因にあります。明るい社交性を身につけ、人脈を増やすことが成功の秘訣です。
産業社会学部に入ったからには学生の本分である「勉強する」のは当たり前。
今思うことは、「健康」「努力」「継続」が成功する道への一因であると思います。
それが養えたなら、「誠実」「人脈」「感謝」を得ることによってより一層の成長が望めます。
皆さん、頑張っていきましょう!
●廣江 夕佳理(ひろえ ゆかり)
卒業年月日 | 1973年3月 卒業 |
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出 身 地 | 岡山県 |
現 住 所 | 岡山県 |
勤 務 先 | 元カイタッククループ |
ゼ ミ 名 | 細野武男ゼミ |
所属サークル 団 体 |
同好会 ユースホステル研究会 |