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2017/11/30

No.71「産業社会学部には強みがいっぱい」
●2015年卒業:大田 達也さん

テレビっ子からメディア志望へ

 2015年、メディア社会専攻を卒業いたしました。大田達也です。 現在は和菓子屋で働いており、日々、社会にもまれている次第であります。

 

 この学部に決めた理由の一つとして様々な学問を学べるということがありました。私は、テレビっ子であり、テレビについて学びたいという意思があったため、メディア社会専攻にしました。メディアの勉強はもちろん、フェンシングの太田選手の講義を受けたり、様々な講義を受け、非常に学びの視野を広くすることができました。

 学生時代は坂田ゼミに入り、基本的にはラジオについて勉強し、ゼミ研究のため、北海道の帯広に行き、他大学の学生と交流したりもしました。その中で、私が一番印象に残っているのが、自分たちが作ったラジオ番組を公共の電波にのせたことです。

ゼミでのラジオ番組つくりの学びから得たもの

 私のグループが担当していたのが、オーストラリアの日本人向けのラジオということだったので、日本の文化をテーマに番組を作成していきました。その番組は、日本の文化に携わっている人にインタビューをし、それを流すという内容だったので、各自、アポイントを取り、インタビューを行っていました。


 私が担当した中で大変だったのが、雅楽奏者の方にインタビューを行ったときでした。私は雅楽というものがどういうものなのか、どういった歴史があるのか、わからなかったため、インタビューをする前に勉強をしていきました。だが、付け焼き刃の知識では深く聴くことが出来ませんでした。余談ですが、その後、もう一度勉強をし直して、その方とインタビューではなくお話しをして、「しっかりと勉強をしてきたんやね」と言って頂けたことが非常に嬉しかった思い出があります。

 この経験があったからこそ、和菓子という学生時代にあまり携わってこなかったものでも、しっかりと勉強し、そして営業に行く際にもアポイントであったり、商談であったり、学生時代の経験が生かされているのだと日々、思っております。

交流を生み出す産社の学風

 たくさんの友人が作れるというのも産業社会学部の強みだと思います。今、私は異動で東京にいますが、子供のころからずっと京都だったので、東京という土地は非常に心細かったのですが、現在、東京で楽しく働けるのは、学生時代にできた友人と、一緒にお笑いライブを見に行ったり、仕事終わりに銭湯に行ってごはんを食べたり、休日も様々な人と交流できているからです。

 学生時代に交流ができたのも、この産業社会学部が自由な学風だと思います。

●大田 達也(おおた たつや)

卒業年月日 2015年3月 卒業
出 身 地 京都府
現 住 所 東京都
勤 務 先 ㈱鼓月
ゼ ミ 名 坂田謙司ゼミ
所属サークル
団 体
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