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2018/5/25

No.75「興味は全て糧とする」
●2003年卒業:栗林 奈津子さん

伝統が息づく街とキャンパス

 産業社会学部ならびに産業社会学部校友のみなさま、こんにちは。

 2003年3月に卒業しました栗林と申します。

 卒業して15年の歳月がたちましたが、校友会等での交流を続けてきているためか、京都で過ごした日々はつい先日のように思い出されます。

 

 今でこそ、大学に主体的に関わっていますが、元々は国立大学志望で、センター試験での合格により立命館大学とのご縁をいただきました。京都での学生生活というのは全く想像していませんでしたが、今思うと、伝統が息づく街とキャンパスで4年間過ごせて、何て贅沢だったのかと感じます。

ぴったりだった「社会学」

 産業社会学部を選んだ理由は「社会学」に興味があったことでした。しかしながら「社会学」とは何かという意識ははっきりと持ってはおらず、とにかく様々なことが学べる、また、この世の中で起きている様々なことを何でも考察の対象としてしまう幅広い学問だ、という認識でした。

 今日の私もそうですが、幅広い事象に首を突っ込みたくなる性分の私には、ぴったりだったのかもしれません。卒業後、「大学で何してたの?」と聞かれてもはっきり「これ」とはいえませんでしたが、逆に少しずつ多種多様な経験を積みました。

 ゼミは一柳先生の元で「国際関係」について学び、副専攻では「教育学」、その上、第2外国語でドイツ語を学び、異文化セミナーでドイツへの語学短期留学も果たしました。

 また、マンドリンクラブに在籍し、4年間、定期演奏会に向けて練習や、京都の他大学のメンバーとの合同演奏会に参加するなど、盛りだくさんの日々だったと思います。

 これらの活動を通じて、様々な考え方や興味を持った多くの人との出会いに恵まれ、多角的なものの見方を身につけることができました。

日々全力で

 こうした日々を送ってきたからこそ、就職した今でも、新しい業務や転勤を伴う異動等、仕事上の変化のみならず、校友会の活動をはじめ様々な社外での活動や、趣味等にも躊躇なく踏み出せて、全てを糧にしていくぞ、という気持ちを持って日々全力で取り組めていると感じています。

 

 受験生や在校生、校友のみなさまには、「できること、やりたいことは全てやってやる」という気持ちで毎日を過ごしていただけたらと思います。

●栗林 奈津子(くりばやし なつこ)

卒業年月日 2003年3月 卒業
出 身 地 福岡県
現 住 所 福岡県
勤 務 先 北九州市役所
ゼ ミ 名 一柳直子ゼミ
所属サークル
団 体
マンドリンクラブ