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2019/11/26

No.82「産社一期生として」
●1969年卒業:大橋 喜美子さん

一番乗りづくしの大学生活

 挽きたてのコーヒー豆の香りに魅せられ、生まれ育った京都でカフェの店を二十年余り、看板犬のキャバリア三代目の「ぽち」と、お犬様OKの店をやっております。

 産社一期生、そして体育会スキー競技部の女子選手第一号として、立命との御縁はどれも一番乗りづくしの青春の1ページ目でした。

 広小路学舎の初創設学部で、スタートは手探りしながらの追求であった様に感じられました。細野、真田、仲村、小関教授と、錚々たるお顔ぶれの方々には、貴重な時間を共有させていただきました。

スポーツの可能性

 近年、スポーツ社会専攻が出来て、とても喜ばしく感じております。

 人生の中でのスポーツの役割や関わり方を考える大切さを実感し、スポーツマネージメント、ビジネス、スポーツ行政、政策に関心を持ち学ぶ事によって、産社学生の方々には輝く未来や社会が待っていることでしょう。

 体育会スキー競技部在籍にて、全日本インカレ入賞や国体出場を経験し、スポーツを通じて可能性に向かっていくという目標を、立命館大学四年間で実感させてもらいました。そのおかげで、古稀を過ぎた今でも元気に過ごし、新しいことにもチャレンジしております。

「未来を信じ、未来に生きる」

 卒業式は、機動隊が入り中止。末川総長、最後の卒業生となった私達でした。 末川総長の「未来を信じ、未来に生きる」のお言葉を座右の銘とさせていただき、今でもその言葉を思い起こすと、セピア色の青春が蘇るようです。

 卒業して五十余年。令和元年に立命館中学に入学した孫娘と、校歌やグレータ―立命を一緒に歌える喜びに、感謝しております。

●大橋 喜美子(おおはし きみこ)

卒業年月日 1969年3月 卒業
出 身 地 京都府
現 住 所 京都府
勤 務 先 -
ゼ ミ 名 仲村祥一ゼミ
所属サークル
団 体
体育会スキー競技部