「日本対人援助学会(準備会)」第7回例会のお知らせ

第6回の例会は、大阪市にある淀川キリスト教病院で医療ソーシャルワーカーをされていた田中まみさんのお話でした。医療改革がすすむなか、生活福祉の視点からの患者さんへのソーシャルワーク的なかかわり方の事例が具体的に紹介されました。病気や障害の受容へのサポートをしながら、治療への動機づけをおこない、入院中の心の葛藤を踏まえた援助、そして退院援助からスムーズな地域生活と通院への移行という具合の、一連の医療ソーシャルワーカーとしての仕事の実際が理解できました。こうした職種を置いていない病院も多い中での貴重な実践だと思いました。人工透析が必要になった患者さんの事例にそくして話しをされた、リスクだけをみる援助ではなくその人のもつ可能性や潜在力に依拠する援助の話しが説得的でした。

第7回は、産業カウンセラーのお話しです。「ここ2〜3年の企業でのメンタルヘルス活動の要望の高まりは、とてもすごいものがあり、現場ではメンタルで休職される方も増えているのが実感です」と語る山根さんです。事例をも交えてお話をしていただきます。

これまでと同じように、後半はシェアする時間をたっぷりともちたいと思っています。

23日は祝日ですが開催します。同じく、午後6時45分から9時15分を予定しています。場所は、京都駅前にあるキャンパスプラザ6階の立命館大学院専用ルームです。

なお、12月の第4水曜は年末となるためお休みします。その次は1月25日(水)となります。ご予定ください。

場所は、京都駅前にあるキャンパスプラザ6階の立命館大学院専用ルームです。

場所 キャンパスプラザ京都 6階 第1講習室
     (立命館大学大学院専用教室)

日時 11月23日(水)午後6時45分から

内容 「産業領域でのメンタルヘルス活動−産業カウンセラーの立場から」

山根英之さん(財団法人 京都工場保健会 専任カウンセラー)

主催 日本対人援助学会準備会
     (立命館大学大学院応用人間科学研究科内)

この案内の問い合わせ先 中村 正(応用人間科学研究科)

メールアドレス tadashi @ jca.apc.org (@前後のスペースを削除してください)

電話番号 075-465-8363(立命館大学独立研究科事務室)

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