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●研究所について

ごあいさつ

9・11以降、中東情勢の行き先が不透明さを増すなかで、2010年に始まる「アラブの春」のニュースに私たちは大きな希望を抱きました。しかしいま、私たちはその期待が幻想にすぎなかったことを、とくにシリア内戦や「イスラム国」の台頭という現実を前にして思い知っています。シリアなどから押し寄せた難民の波にたじろいだヨーロッパ諸国の多くの国民は、一度は押し下げた国境の壁の上にふたたび柵をもうけようとして、移民や難民を排除しようとする極右政党に期待を寄せています。また、「イスラム国」から入り込んだ、あるいはその「国家」に触発された人びとが引き起こしたテロは、それまで極右の人びとだけが抱いていた偏見や国家ビジョンを広めつつあります。この点においても、グローバリゼーションは地球に住むすべての人びとに試練を与えているといっていいでしょう。私たちはほかの言語や文化をもった共同体の人びととますます接触せざるをえず、共存していかなければならないのに、それを拒み、自らの共同体の中に引きこもろうとする人びとをグローバリゼーションは生み出しているのです。

このような「他者」を排除・排斥しようとする人びとが盛んに口にしている言葉が「文化」です。ここでは<文化は共存しなければならない>という社会的要請は<自分たちの文化も尊重しろ>というテーゼにすり替えられ、自己の文化を異文化から守り、その共同体の境界線を堅固にすることが国家の課題として語られています。しかし、私たちは文化あるいは言語をこのような枠組みのなかだけ捉えていいのでしょうか。これまでの歴史のなかで文化は、ときには異文化を抑圧・排除し、ときには戦争も引き起こしてきました。しかし、文化は共同体の境界線をこえ、異文化と接触しながら、多くの恵みを人間社会にもたらし、異なる文化をもった人びとの共存を可能にしてきたことも確かです。文化のもつそのような可能性に私たちはけっして希望を失ってはいけないでしょう。
 
立命館大学国際言語文化研究所は、文化、そしてそのもっとも基礎的な要素としての言語を既存の枠組みのなかで理解していくのではなく、グローバルな視点に立ってその可能性を追求していくことを目指しています。

2015年4月 
国際言語文化研究所所長 
高橋 秀寿


研究所の概要

国際言語文化研究所は、異文化理解のためのの研究と交流を目的として設立されました。研究所の活動は、学内外の研究者により組織された共同研究と公開講演会やシンポジウム、連続講座など、学生や一般市民に広く開かれた活動に大別されます。共同研究は、広い学問領域をふまえて行われる学際的総合的なプロジェクト研究や、世界の文学・芸術・文化・思想などの幅広い分野について研究する課題別共同研究会により進められています。また、研究成果は紀要や単行本などに発表しています。

運営体制

所長
高橋 秀寿 (文学部教授)

運営委員会(2017年度)
委員長 高橋 秀寿(文学部教授)
委  員 有田 節子(言語教育情報研究科教授)
ウェルズ 恵子(文学部教授)
小川 さやか(先端総合学術研究科准教授)
小川 真和子(文学部教授)
河原 典史(文学部教授)
金 友子(国際関係学部准教授)
坂下 史子(文学部准教授)
佐藤 渉(法学部准教授)
田浦 秀幸(言語教育情報研究科教授)
滝沢 直宏(言語教育情報研究科教授)
土肥 秀行(文学部准教授)
内藤 由直(文学部准教授)
中川 成美(文学部特任教授)
仲間 裕子(産業社会学部教授)
西林 孝浩(文学部教授)
西 成彦(先端総合学術研究科教授)
南川 文里(国際関係学部教授)
吉田 恭子(文学部教授)
米山 裕(文学部教授)

企画委員会(執行部)
委員長 高橋 秀寿(文学部教授)
委  員 河原 典史(文学部教授)
中川 成美(文学部特任教授)
西 成彦(先端総合学術研究科教授)

編集委員会
委員長 高橋 秀寿(文学部教授)
委  員 有田 節子(言語教育情報研究科教授)
Lachlan JACKSON(法学部准教授)
田浦 秀幸(言語教育情報研究科教授)
千川 哲生(文学部准教授)

事務局
衣笠リサーチオフィス


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