Ritsumeikan Research Center for Sustainability Science
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 「サステイナブルな人間の生活とは?」をコンセプトに、CP1では人間が自然と関連を持ちながら共生する社会構築に向けた研究を行う。自然や生態系と人間との共存・共生に関する知識と方法の進化を目指した研究を推進し、『自然共生型生活圏』の維持と実現から、サステイナブルな価値の創造とその定着を試みる。

 研究方法は下記の3つの区分から行う。

  1. 既存の知識と方法論の蓄積と分析、フィールドワークを含む調査対象の詳細な情報収集と分析をベースとする理論・実証研究
  2. 地域の特性、ニーズに適した技術開発の研究
  3. 理論・実証研究と技術開発研究等を応用する応用研究
            

グループ・リーダー 酒井 達雄 
                (総合理工学院・理工学部 機械工学科 教授)
 グループ幹事 有井 健
                (立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部准教授)

    研究プロジェクト
 1. 都市 ― 農村間の連携構築を目指す環境整備計画
   
 2. 持続可能な森林経営を通じた生活圏(農山村)再生研究プロジェクト
 
 3. インドネシア、オーストラリアにおける衛星画像によるバイオマス生産算定アルゴリズム開発
 

近年、森林バイオマスは、多用途なエネルギー資源としてだけでなく、炭素固定・土壌 安定化・生態系維持など環境的機能を持ち合わせ、また食糧と競合しないことから、主要なエネルギー資源として重要な役割を担うとの展望が示されている。本研究は、大規模造成林地の熱帯早生樹(インドネシア・スマトラ島のアカシア・マンギウム林、およびオーストラリア・ハービベイのユーカリ林)を研究対象として、偏波合成開口レーダデータを用いた森林バイオマス量推定手法の高度化・開発を目的としている。地上観測森林パラメータデータ、光学衛星データ(ALOS/AVNIR)、マイクロ波衛星データ(ALOS/PALSAR)の統合的解析により、樹木の生物物理学的パラメータがマイクロ波の後方散乱にどのように影響するのか、その物理的散乱メカニズム解明の基礎研究を通して、バイオマス推定手法の構築を目指すものである。

 

 
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