2002-03年度兵藤ゼミ5期生の進行状況

■ BKCキャンパスは秋のさわやかな季節を迎え、いよいよゼミは始まりました。目下、2回生ゼミは、各班の中間 発表をやっているところです。
 10月23日
   高橋、齋藤、木下、水田(裕)班   「グリーンプロダクツ」:家電製品の環境対策をメーカー比較したもの
   尾崎、大西、崎村、牧(貴)、水野班 「携帯電話のこれまでとこれから」:携帯電話の進化、機能・サービスを扱ったもの
 10月30日
   宝田、九里、平尾、松室班     「環境問題の取り組み」:大気汚染対策について、政府・企業の取り組みについて調べたもの
   魚谷、上原、岩崎、牧(知)班    「技術革新を考えるー自動車のおいたちと未来ー」
 11月 6日
   伊藤、田島、水田(智)班      「車が及ぼす二酸化炭素による地球温暖化について」:自動車の環境対策を調べたもの
   江代、黄金崎、松家、水島班    「日本のインターネット事情‐ブロードバンドの普及‐」

 比較的、各班ともメンバーが協調しあい、雰囲気はよく、いいレポートが出来上がっています。この後、各班は本発表に向けて、 つめることになっています。

■ 12月には日清食品のインスタントラーメン博物館に行って、見学、ラーメンの手作り体験をやることになっています。

 参考まで、日清食品について、学生たちが知りたいことなどを掲げておきます。
【生産ラインについて】 
@コストに抑えるには、生産設備・管理が大きい要素となっているであろうが、どのような専用の機械・装置がどのように組合 わさっているのか、またそれらはどのように開発されたものなのか。
Aホームページを見たところ製品種はかなり多数あるが、生産ラインはそれらにフレキシブルに対応できるようになっているのか。

【製品とその開発について】
@カップ麺のカップの形や色はなぜあのような形で、しかも白色なのか。 
A衛生面の工夫について
B麺は油で揚げているのでカロリーが高くなりがちと思われるが、カロリーを下げる工夫をされているか。
C塩分50%カットしたというものがあるが、女性のヘルシー指向を考えて、もっと野菜系の具を多くできないのか。
D何でお湯を入れて3分なのか。
E麺の量はなぜあの量なのか。
F最近商品化された「サイリウム」は日清食品の製品としては、新しい展開を意図したものと思われるが、その名は日本人には 馴染みにくい。それでもその名にした理由は。
Gカップ麺のカップをつくる発泡スチロールは環境に好ましくないのではないか。カップのリサイクルは考えているのか。

【戦略、価格等について】
@ヨーロッパでの売り上げは少ないが、何か戦略を構想しているのか。
Aカップヌードルの原価構成はどのようになっているのか。
B袋麺とカップ麺の値段が大きく違うのはなぜか。

■ この他に、時事問題把握能力・文章作成能力をつけようということで、学生一人ひとりが600字程度の時事解説文を作成 する取り組みをおこなっています。
 1回目で扱われている内容は、テロ報復戦争のこと、また日本で最近発生した狂牛病問題を取り扱ったものが多かったので すが、ドメスティック・バイオレンス法やユニクロ商法、ディズニー・シティの娯楽施設、無洗米の善し悪しなどを扱ったもの のもありました。
 2回目で扱われている内容は、ホテル税導入問題、和歌山市立の新大学設置問題、介護保険制度問題、日航とエアシステムの経営統合 、プライベートブランド、ASEANと反テロ声明、雇用悪化、道路公団の民営化、現代の親子関係の問題としての児童虐待問題、総合 教育、テロ報復戦争のことなどでありました。
 一応、ゼミで公表し、出来映えについてコメントしました。

■ また、兵藤ゼミではメーリングリストをつくって、連絡をとりあっていますが、目下、学生管理のホームページを立ち上げる ために情報系のゼミ員が作業中です。おそらくこの1月には、ひとまず公開できるでしょう。

■ 定期試験明けにゼミ旅行としてスキー合宿を、2002.02.10-02.13の日程で白馬・岩岳スキー場でおこないました。1泊4 日という強行日程でしたが、みなさん元気に滑りまくりました。その模様については ゼミ学生ホームページのアルバムを見てください。



■ 3回生前期のゼミの取り組み
 3回生前期は卒業研究を射程にいれて個人研究に取り組んでいます。
 5月8日はオープンゼミで2回生の見学もありましたが、研究計画を発表しました。

■ サントリー・ビール工場見学:5月22日

■ 3回生個人研究のテーマ
  木下  ベンチャー企業は日本で成長できるのか?
  高橋  だから成功した〜京都企業が強い理由〜
  九里  日本のエネルギー政策と環境経営
  牧 知 ヒット商品の条件
      →CO2排出削減に向けた環境自動車〜地球環境問題を考える〜
  伊藤  食品業界
  川崎  POP広告が効果を発揮するとき
  江代  フィンランドにおける携帯電話産業の発展
  田島  マクドナルドの成長と展開
  水田智 電車内における痴漢犯罪とその冤罪事件について
  斉藤  ファーストリーディングの新たなる挑戦−食品事業展開−
  平尾  東京ディズニーランドの経営戦略とテーマパーク業界の未来
  蒔田  再生可能エネルギ−の発展−環境先進国ドイツの政策−
  黄金崎 現在のエネルギー事情〜エネルギーの歩むべき道〜
  寶田  カラーマーケティング
  水野  シネマコンプレックスの進出と運営
  魚谷  自動車産業から見る巨大市場中国
  上原  ビール業界について
  牧 貴 ーJRAの戦略ー
  尾崎  JTの事業展開、さらに消費者と非消費者、又は環境への配慮や取り組みー
  松家  デジタル放送で広がる放送産業の新たな世界
  松室  テ−マパークの経営戦略について
  水田裕 欧州小売業に日本進出について−カルフールの日本での経営展開−
  大西  コラボレーションが生み出すもの
      →なぜ今、「サードパーティ・ロジスティクス」か
  崎村  移動体通信のあゆみー携帯電話を中心に・・・3Gの勝者は?−
  岩崎  企業広告戦略と広告会社
      →環境を考えた燃料電池自動車
  水島  絶対に失敗する地上波デジタル放送−
 
■ ゼミ合宿:6月29日、エポック21にて

■ 3回生後期 経営学部ゼミナール大会に向けて
  2回生後期に取り組んだグループ研究を発展させ、プレゼンテーション、論文作成、パワーポイントの 作成をおこなった。その結果、5チーム中4チームが分科賞を受賞した。

  11月30日に京都ホテルで開かれた経営学部40周年記念の集いに参加する。

  12月初め、彦根の造幣局、地元のかくみや醤油の工場を見学する。

■ 4回生前期は就職活動にてゼミは卒業研究のことも話題にするが、就職活動の体験を相互に情報交換、 夕食会もおこなったが、5月には木々の緑を求めて嵐山散策、その日の最後は河原町界隈でボーリング大会。

  4回生後期は卒業研究の作成に向けて個人発表。聴いている方の学生の質問や意見も、さすが4回生の 風格あり。

  10月末、京都・伏見の造り酒屋の月桂冠の大倉記念館見学、また運河にて遊覧船に乗船、また 伏見城外堀の濠川(ほりかわ)と宇治川の舟運をつなぐ三栖閘門(みすこうもん)の塔に上がる。眺め格別。その後、 伏見稲荷を訪れた後、木屋町界隈にて食事会。
  卒業論文の執筆をおこなう。

  2月初め、卒業論文集の作成(アルバムづくり、割付、印刷、ページ合わせ)をおこなった。

   注、2003年度卒業論文集のまえがき、目次は

    「集大成」

  を参照して下さい。
  
  3月、卒業旅行と称して、若狭の常神半島常神港近くの民宿にフグづくしを食べに行く。その一週間後、 また有馬温泉と江崎グリコ見学の旅。

  3月21日 卒業式・卒業パーティ・卒業コンパ。

   

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