衣笠キャンパスからほど近い原谷グラウンドでは、女子ソフトボール部の選手たち18人が日々練習に励んでいる。そんな彼女たちはボランティア活動も行っている。2月19日に開催された「京都マラソン2017」では、チーム全員でボランティアとして大会をサポートした。今回の活動を中心となって計画したのは、ピッチャーとして活躍しながら、副キャプテン、主務としてもチームを支えている本庄さんだ。

寒さの中でランナーたちのサポートを

京都マラソンの開催日は、原谷グラウンドがヘリコプター緊急着陸場所になるため、練習は休みとなる。京都で練習し、京都マラソンとは練習場所も縁があることから、自分たちも応援し、地域へ恩返ししたい、そんな強い思いがあった。当日は、コースの見張り役とランナーが使用するトイレの誘導係を担った。見張り役は、歩行者が横断できないようコーンにテープを張り、ランナーたちに声援を送りながら行った。本庄さんと1回生4人はトイレの誘導係。多くのランナーたちで長蛇の列となり、声を張り上げ手で合図を出したり、配置を変えたりしながら臨機応変に動いた。混乱をきたさないように瞬時に判断し声をかけなければならずとても難しかったが、協力し合い、終わった後は達成感を感じた。そして、後輩の新たな一面や成長を見ることができて嬉しかったと本庄さんは振り返る。

ランナーたちの最後まで頑張る姿に刺激を受けた選手たち。ソフトボールとマラソン、全く別の競技ではあるものの、頑張っている人を見ることで元気をもらえた、と話す。京都マラソンでのボランティアはこれからも続けていきたいという。

ひろがりつつある地域とのつながり、そしてボランティア

ソフトボール部は、これまでも地域清掃や、「原谷祭り」で地域の方と一緒に御輿を担いでまわるなど、ボランティア活動を行ってきた。地域とのつながりを大切にしたいという思いから、最近は全員で参加をするようにしている。今後は、立命館大学体育会のボランティア団体の幹部として、同じ原谷グラウンドで活動するサッカー部や準硬式野球部など他の団体と一緒にボランティア活動に取り組むこととなった本庄さん。活動を通じて、地域とのつながりだけでなく、これまですれ違うだけだった他団体の学生とも挨拶し合えたり、グラウンドを譲り合ったりできるような体育会同士の関係も築いていきたいという思いがある。「部活動に励むことはもちろん、自分たちの思いが次の代にも続いていくようその土台づくりをしていきたい」と、これからの目標を語った。

PROFILE

本庄 遥さん

創志学園高等学校(岡山県)卒業。小学2年生からソフトボールを始め、高校3年生のときには、インターハイ優勝。昨年の秋季関西学生ソフトボールリーグで準優勝をおさめ、ベストプレイ賞を受賞した。11月からは1年間オーストラリアへの語学留学を予定している。夢は「2020年の東京オリンピック出場、ソフトボールについての本を出版すること」だという。

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