全国の大学のサッカーサークルや同好会の約1000チームが参加するサッカー大会「SS CHAMPIONS CUP2016-2017」(以下:セカステ全国大会)で、立命館大学サッカーサークルFC原谷が3連覇を狙う強豪チームとの戦いを制し、初の全国制覇を成し遂げた。チームの代表を務めるのが、今大会でベストイレブンにも選ばれた松木さん。メンバー120人の代表として、苦しいことも多かったが、優勝できた喜びは大きかったと振り返る。

「勝ちたい」その一心で戦った3日間

「セカステ全国大会」は、主催者であるスポーツイベント会社が開催する合宿や大会に参加し、各大会で優勝したチームが出場権を獲得できる。「関関同立CUP」を制したFC原谷を含め、予選を勝ち抜いた40チームが出場した。リーグ戦後、22チームが決勝トーナメントに進出。FC原谷は3日間で6試合を戦い、体力面では大変だったが、気持ちでカバーした。

今大会の登録メンバーは16人。松木さんと副代表が話し合い、技術力や日々の頑張り、参加率をみて選出したという。毎週の練習試合は自由参加のため、参加率のいいメンバーはなるべく試合に出してあげたいという思いと、「優勝したい」という思いとのバランスが難しかったと話す。3日間、試合を重ねるごとに連携もチームの雰囲気もよくなり、最後は気持ちで勝つことができたという。

離れて感じたサッカーへの思い

小学校1年生からサッカーをはじめ、高校まで日々打ち込んできた。大学に入学後、サッカーを離れていた時期もあったが、「サッカーをやりたい」という思いが次第に大きくなり、再びサッカーの道へ。楽しくサッカーをしたいという思いから、週に1度、他大学チームと練習試合を行っているFC原谷に参加するようになった。

120人のメンバーの代表として

代表に就任したのは、2016年9月。1回生は55人、松木さんたち2回生は20人と人数が少なかった。さらに2回生の参加率が低く、時には松木さんだけ、ということもあった。「もっとみんなに参加してほしい」と考え、積極的にメンバーに声をかけた。それからは、少しずつ増えていったという。フォーメーションを考えたり、他大学チームとの調整や指示出しなど、代表としての松木さんの仕事は多岐に渡り、人数が多い分、目が行き届かないところもあるが、みんな平等に思いやりを持つように心がけている。高校生まではリーダーシップはとらず、ただついていくようなタイプだったが、このFC原谷での経験を通して、責任をもつこと、相手のことを考え、思いやることなど自分自身の成長につながっているという。「練習に行けば楽しいメンバーと会え、サッカーができることが嬉しくてたまらない」と語るその笑顔から、FC原谷の伝統であるモットー“楽しく勝つ”が、今後も続くことは間違いないと確信した。

PROFILE

松木計篤さん

立命館宇治高等学校(京都府)卒業。 京都の社会人サッカーチームにも所属。2016年10月、セカンドステージが主催する「セカステJAPAN台湾遠征」において、約3000人の中から、遠征メンバー18人に選出された。全国の大学生メンバーとともに日本の代表として、台湾の大学生との交流や試合を行った。

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