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南山大学・常葉大学との合同ゼミナールを実施しました

 2023年7月1日・2日の2日間、本専攻の宮内肇ゼミ、南山大学外国語学部(名古屋市)の宮原佳昭先生ゼミ、また、常葉大学外国語学部(静岡市)の若松大祐先生の学生による「合同ゼミナール」を常葉大学にて実施しました。

 この「合同ゼミナール」は、3大学の学生が、2つの<グループワーク>を通じて、中国・東アジアを研究する視座や方法あるいは研究の意義について、実践的に考えることを目的にしたものです。
 
 ひとつめの<グループワーク>では、まず、学生が事前に読んだ課題図書について、いかに読んだのか、そして、どのようなことに興味・関心を持ったのかについての報告を行いました。そのうえで、次に、自分たちが中国・東アジアに対して、どのようなことに興味・関心があるのかについてのディスカッションを行いました。なお、課題図書は、斎藤淳子『シン・中国人――激変する社会と悩める若者たち』(ちくま新書、2023年)でした。

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【グループワークの様子】

 このディスカッションをふまえ、ふたつめの<グループワーク>では、もし自分たちが、中国・東アジアをフィールドに共同研究をするならば、どのような研究計画を立てるのかについて相談し、実際に研究計画を作成しました。研究計画を立てる際には、研究の意義、方法や実現可能性、予想できる結論などについて議論し、最後に、模造紙を用いて研究計画書を作成し、報告会を行いました。
 日頃のゼミとは異なる顔ぶれと良い緊張感のなかで、じっくりと研究とは何かを考える貴重な機会となりました。

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【研究計画書を作成する様子(左)研究計画書の報告会(右)】

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【合同ゼミナール参加者の記念撮影】