|
|
開催趣旨 |
中国・アジアの無辜の民衆に多大な被害をもたらした日中戦争の開始から70年、広島・長崎の原爆投下で一瞬にして多くの市民の生命が奪われた第二次世界大戦の終結から62年が経過しました。しかし、依然として世界には核の脅威が存在し、戦争・紛争の恐怖、いわれなき大量虐殺、貧困や飢餓にさらされています。
飯塚国雄は、ニューヨークを拠点に活躍する画家です。1971年、父と再会した彼は、父親が被爆者であることを初めて知らされます。それをきっかけとして制作された「炎・ナガサキ」は、1995年国連50周年を記念して国連内で企画された特別展にて展示され、世界に衝撃を与えました。以降、飯塚は、内戦、虐殺、貧困、飢餓、難民をテーマにした作品を通じて、私たちが直面する問題を問い続けています。更に、2001年ニューヨークで「9・11テロ事件」を目撃した飯塚は、人間の叫びや悲しみ、
祈り、慰めが凝縮したテーマを扱うようになり、今日に至ります。この絵画展は、戦争の記憶を風化させることなく常によみがえらせつつ、鎮魂と和解、そして共存を願って開催するものです。本展では、群像画からスケッチ画まで、約25点を展示します。 |
|
|
|
会 場 |
: 立命館大学 国際平和ミュージアム 中野記念ホール |
会 期 |
: 11月15日(木)〜12月15日(土) |
開館時間 |
: 9時30分〜16時30分(入場は16時まで) |
参観料金 |
: 大人=400円/中・高校生=300円/小学生=200円 |
|
* 20名様以上の団体は50円引きです。
|
開催記念 シンポジウム |
開催終了。シンポジウムの様子はこちら♪→
|
パネリスト |
: 飯塚国雄(画家)、横井久美子(歌手)、安斎育郎(国際平和ミュージアム館長) |
司会 |
: 隅井孝雄(元 京都学園大学教授) |
日時 |
: 11月17日(土) 14:00〜16:00 |
場所 |
: 立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール(本展覧会場) |
|
※シンポジウム聴講のための会場への入場には、ミュージアム参観料が必要です
大人=400円/中・高校生=300円/小学生=200円 |