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安斎育郎館長によるレクチャーの様子

参加者のみなさん

国際平和ミュージアム「親子で一緒に体験企画 館長のお話を聞いて一緒に京都の平和と歴史を考えよう」開催

 1月20日(土)、立命館大学国際平和ミュージアムにて「親子で一緒に体験企画 館長のお話を聞いて一緒に京都の平和と歴史を考えよう」を開催した。
 立命館大学国際平和ミュージアムの安斎育郎館長(国際関係学部教授)が「京都への原爆投下計画〜それはなぜ避けられたか〜」をテーマに午前の部は学生・一般向けに、午後の部は親子向けに講演を行い、約80人が聴講した。
 初めに、安斎館長は趣味であるマジックを披露し、会場の関心を誘った。講演で安斎館長は「京都に原爆が投下されなかったのは、京都に貴重な文化財があるからだと一般には思われがちだ。しかし、実際は天皇の都である京都を破壊することにより、アメリカによる戦後の日本統治を難しくすることを避けるためだった」と述べた。また、放射線を検地するガイガーカウンターという機械を使い、身近にある物や人間からも放射線が出ていることを実証した。
 講演会の後、参加者たちは平和ミュージアムで行われている関連企画「知らなかった京都の戦争」(2月12日まで開催)を兼清順子学芸員の案内で見学した。参加者の一人は、「今日の話を聞いて、すごく怖いと思った。私は京都で生まれ育っているので、(もし原爆が投下されていれば)私は生まれなかったかもしれない」と話した。
 
立命館大学国際平和ミュージアムのHPはこちら