国際平和ミュージアムにて「『パキスタン地震』の一連報道写真」展 開催
2月15日(木)より立命館大学国際平和ミュージアム常設展内ミニ企画展示室にて「06年度日本新聞協会賞『パキスタン地震』の一連報道写真」を開催している。
本展は日本新聞協会主催の2006年度新聞協会賞に選ばれた、毎日新聞東京本社社会部記者、佐藤賢二郎氏の作品を展示している。
2005年10月8日、インド、アフガニスタン、パキスタンの国境地帯をマグニチュード7.6の地震が襲い、多くの人々の家や生命を奪った。佐藤記者はその中で最も被害が大きかったパキスタン・カシミール地方を20日間にわたり取材した。
配給の食料にむかって祈るようなまなざしでそれを受け取ろうとする少女。猛威をふるった大自然に対し、まるで許しを乞うかのように、倒壊したモスクの屋根の上で祈りを捧げる被害者。崩れ落ちた図書館で本を拾い読む女の子。これらの作品は被害者の悲しみを伝えるにとどまらず、被災の現実とそれに立ち向かい懸命に生きようとする人間の姿をとらえている。
展示は3月6日(火)まで。立命館大学国際平和ミュージアムの開館は9時30分から16時30分まで(入館は16時まで)。月曜は休館。常設展を含めた入館料が必要。立命館の生徒・学生、教職員は学生証、教職員証提示で入館無料。
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