国際平和ミュージアム特別展「FEU NOS PERES ニューカレドニアの日系人展『ラヴデー収容所からの手紙』」
立命館大学国際平和ミュージアムでは、5月10日(木)から特別展「FEU NOS PERES ニューカレドニアの日系人展『ラヴデー収容所からの手紙』」を開催している。
FEU NOS PERESは、フランス語で「私達の亡き父たち」という意味である。ニューカレドニアは今から100年以上前に、鉱山労働者として多くの日本人移民を受け入れた歴史を持つ。第二次世界大戦中「敵」と見なされた日系移民達はオーストラリアの強制収容所に送られた後、日本に強制送還された。ニューカレドニアに残された現地人の妻や子どもの達は以後、数奇な運命を辿ることになった。
特別展では彼らの歩んだ歴史を、一人の写真作家の視線を媒介に伝えている。立命館大学国際平和ミュージアムの安斎育郎館長は、「この特別展が、知られざる日本とニューカレドニアの歴史の一側面への理解を深めることに貢献することを期待している」と話した。
この特別展は6月30日まで開催。5月26日(土)と6月9日(土)には展覧会コミッショナーの津田睦美成安造形大学准教授によるギャラリートークと「rimacona」によるオリジナルコンサートを開催する。
会 期:2007年5月10日〜6月30日
休館日:月曜日
開館時間:9:30〜16:30(入館は16:00まで)
料 金:大人400円 中高生300円 小学生200円
※立命館学園の学生・教職員は無料
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