暑い中がんばって竹林伐採を行う参加学生
 

きれいに焼けた竹炭と記念撮影
後ろは炭焼き釜
 
 
「あやべ里山ボランティア活動」実施
 
 9月1日(木)から3日(土)までの3日間、京都府綾部市にて、「あやべ里山ボランティア活動」が実施され、立命館大学の学生11人が参加した。本活動は立命館大学ボランティアセンターが主催し、NPO「里山ねっと・あやべ」が現地の受入団体となり、本年度初めて開催したものである。

 1日目は、厳しい残暑の中、地域の竹林の伐採を行った。この地域の竹林は冬になると雪の重みで道路に覆い被さることで地元でも雪への対策が課題となっていたが、参加学生たちは夕方過ぎまで作業を行い、当初の予定を上回る成果をあげることができた。
 2日目、3日目は、伐採した竹を利用し、京都府中丹広域振興局の指導員の指導のもと、竹炭作りと竹チップ作りを行った。また、午後より指導員から里山についてのレクチャーを受け、里山の役割や、現在の課題について理解を深めた。また、2日目の夜にはバーベキューをして地域の方々との交流を楽しんだ。

 参加学生からは、「里山はそれを管理する人がいて成り立っていることを実感できた」「自然の中での作業はのどかな反面、暑さの厳しい中で行う大変さを感じた」「地域の人々や仲間との交流が大きな財産となった」といった感想があった。

 本取組みは、本年度採択された文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」における「地域活性化ボランティアプログラム」の一環であり、来年度以降も継続的に実施される予定である。

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