Q |
R-1グランプリでのグランプリ受賞おめでとうございます。『 』(Space)とはかなりユニークなネーミングだと思うのですが、『 』(Space)実行委員会はどのような団体なのですか? また、なぜR-1グランプリ出場を決めたのか教えてください。 |
大友 |
4年間の大学生活で、講義やゼミを通じて「自分らしさ」について考えてきたこと。また、ジャズクラブに所属した成果を表現したいと思ったこと。その2つを大学生最後の学園祭で何らかの形に表したいと思ったことが、『 』(Space)実行委員会のはじまりです。学園祭に向けて3月から活動を開始しました。
『 』(Space)実行委員会はジャズクラブ、マンドリンクラブ、陶芸部、写真研究会、写真部、その他の有志の学生24人で構成されています。また、『 』の活動に賛同してくださった京都出身の画家、山本昇平さんにも企画に参加していただいています。個々が大学生活でやってきたものを活かし、それを学園祭で発表し自分らしさを表現することが、『 』(Space)のコンセプトです。このコンセプトが今年の学園祭テーマ「共鳴-きょうめい-」に沿うと思い、R-1グランプリに応募しました。グランプリ受賞の結果を聞いた時は、びっくりしたと同時にプレッシャーを感じましたね。 |
Q |
『 』(Space)実行委員会とは様々な団体の方が自分らしさを表現する団体なのですね。では次に学園祭当日の企画、『 』(Space)ついて教えてください。 |
大友 |
『 』(Space)を一言で表すと、文字のない展示会・演奏会です。当日は、写真、陶芸、絵画や立体作品などの展示、ジャズクラブ、マンドリンクラブ、有志のメンバーによるドラムの演奏をします。
当日来てくださったお客さんには入り口で、この企画の楽しみ方を紹介した紙をお渡しします。『 』(Space)の大きな見所は、作品に対する前もった情報や固定観念をなくした状態で作品を鑑賞してもらうところなので、あえて作品にはタイトルを記さず、お客さんの直感で作品のタイトルをつけてもらいたいと思っています。出口では全作品が載ったパンフレットを渡し、作品の意図や他のお客さんや作者がつけたタイトルを知ってもらいます。そこでは、自分のつけたタイトルと他のタイトルを見比べてもらったり、いろんな考え方や視点を感じて、自分らしさや自分の感性を再発見して欲しいですね。
この企画のコンセプトや企画内容から、何かを連想させる企画名にしたくないと思いました。作品に対し、お客さんに色んな解釈をして欲しいので、あえて企画名を『 』(Space)としました。また、括弧もお客さんに作品タイトルをつけてもらう為に、二重括弧を使いました。 |
Q |
お客さん自身が作品のタイトルをつけるなんて斬新ですね!では学園祭期間中、お客さんにはどのようにこの企画を楽しんでもらいたいですか? |
大友 |
作者は、音楽や芸術という媒介を使って一人の人間である自分を表現しています。このことは、作者自身が持っている価値観をもう一度考え直し、新たなビジョンで自分を見つめるということに繋がりました。一つ一つの作品の質の高さだけではなく、一人の人間の表現をお客さん自身の直感で見て欲しいと思います。
また、当日お客さんから頂いたタイトルや作者の感想、『 』(Space)実行委員会としての感想を含めて、後日ホームページに掲載します。学園祭期間中だけでなく、期間後もお客さんの感じ方を受けての作者の感想などいろんな視点から、改めてさまざまな作品を通じて自分らしさについて考えてもらえたら嬉しいですね。 |
山田 |
この『 』(Space)という企画で伝えたい事はとても大きく、難しいことかもしれません。しかし、お客さんに楽しんでもらう事を『 』(Space)としては大切にしたいですね。楽しみながら作品を鑑賞してもらい、その中で少しでも作品について考えてもらえればいいと思います。 |
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『 』(Space) |
展示場所 |
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11月17日(12:00〜17:00)
立命館大学以学館 地下多目的ホール1、2号 |
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11月18日(12:00〜18:00)
立命館大学諒友館 地下カフェテラスROSSO |
演奏時間 |
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12:30、14:00、15:30、それぞれ1時間 |
縦看板 |
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立命館大学東門入り口、衣笠図書館北側 |
フライヤー |
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校内や学外にて配布 |
リンク |
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『 』(Space)ホームぺージ |
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