チームが優勝したことはもちろん、高校時代からずっと憧れていた立命館大学の女子駅伝チームのメンバーとして全国の舞台で走ることができたことが、本当に嬉しかったです。駅伝を走れるのはたった6人。「絶対にメンバーに選ばれて、大会で走りたい!」といつも思いながら、毎日必死に練習していました。今回は誰がメンバーに選ばれてもおかしくないような状況だったので、大会前日のメンバー発表で名前を呼ばれたときは感激しましたね。
当日は「立命館という注目されているチームの代表として走らなければならない」、「チームの目標である優勝を達成しないといけない」という責任感で不安になったりもしました。しかし、1区から3区までの先輩たちが2位との差を広げて、4区の私に先頭でタスキをつないでくれました。そして、先頭で走る自分の目の前には先導する車やバイク、後ろにはテレビ局の中継車が、横からは応援してくれている人たちの声援やチームメイトがタイムを伝えてくれる、そんな今まで憧れていた最高の状況の中で、気持ちよく走ることができました。アンカーの松永明子先輩(経済学部3回生)がゴールしたときは、チームのみんなで苦しい練習や合宿を乗り切り、今までやってきてよかったなという達成感でいっぱいでした。そして、コーチ、マネージャーや応援してくれた人たちの支えにも、本当に感謝しています。 |