弓道は長さ約2m長の弓で矢を放ち、的数を競う競技です。射手から的までの距離は28mで直径一尺二寸(約36cm)の的を射抜きます。的を射抜くためには、技術面以上に、緊張に動じない集中力が求められます。強い意志をもって自分の弱さを乗り越えていく、それが弓道の魅力です。
全日本学生弓道王座決定戦は、各連盟の秋季リーグ戦・大会の優勝校と8月の全日本学生弓道選手権大会優勝校の合計10校のトーナメント形式で行われる、まさに大学弓道のKing of Kingを決める重要な戦いです。
1回戦から準決勝までは4人ずつの2組、計8人の選手が出場し、各人が12射=計96射の戦いで、勝敗が決まります。立命館大学の初戦は東北大学。当初私達は王座決定戦という大舞台という緊張からか、なかなか本来の力が出せませんでした。しかし、最後まで勝負をあきらめなかった結果、最後の一立ちで逆転し、3本差で勝利することができました。初戦で緊張が解け、準決勝の札幌学院大学戦では普段どおりのチームとしての戦い方ができました。 |