月に1回、エポック食事会をしています。


学力向上セミナー
研究面
研究セミナー
研究レポート(ミーティング)
英語論文の紹介(ジャーナルクラブ)

教育面
薬学検定試験4級~1級のための講義(オンディマンドを含む)
面接試験の練習会
製薬企業調査(業務内容と主力商品など)
























学力: 基礎学力が応用力につながる
コミュニケーション力: 人と協力して事をなす
研究マインド: クリエイトする

分子薬効毒性学研究室では、研究成果を求めるのではなく、そのプロセスを重視しています。

研究室での毎日は、実験手技を学ぶためのものではなく、そのプロセス(考え方)を学ぶことにあり、何よりも大事にしたいのは、将来、働く際に応用力や創造する力を役立てることができるように、基礎学力を養成したいと考えています。










分子薬効毒性学研究室のポイント(卒研選びの人は注目!)

【 学生生活をふりかえって】
まず、「どんな社会人になりたいか」をイメージしてください。
その社会人イメージに自分自身が近づくために、足りないものはありませんか?
会社に入ってから補うなんて、考えていませんか?

大学は高校の延長ではありませんから、手取り足取り勉強することをサポートしないところです。大学生活は、自分を高めるための時間とすることができましたか?

大変耳が痛いところではないかと思います。

【 現実を知る】
まず、今の自分を見つめ直すことからはじめます。
どんなことを学びたいと思って大学生になったでしょうか?


【 基礎学力がなぜ大事か?】
研究室で行っていることは、学生実習とは全く異なります。全くわかっていないことを調べるんですから。時には、調べ方さえも考えなければなりません。

研究は、実習のようなわかった事象を取り扱うのではないですから、常に考えなければなりません。考えるというのは、簡単にできますでしょうか?
考えるときには、知識が生かされます。すなわち、基礎学力のもとに考えが浮かんだり、実行できるわけです。

何も勉強をしていないまま、先輩の指導だけでやっている実験なら、考えることなんてできません。基礎学力がないと、たくさんのことを見落としますし、創造性なんてとんでもありません。創造力creativityとは、基礎学力の上に出来上がるものです。

例えば、DNA塩基配列解読法を取り上げます。


原理を述べてください。



”が〜〜〜ん!”

となってませんか?


それは、基礎学力がなく、DNAに興味があるなんて、思いつきやフィーリングで言っているようなものなのです。
フィーリングも大事ですけどね。

企業の人事の人は、このようなことをすぐに見透かすでしょう。
裏付けのない学力、興味なんてものは、社会では通用しないのです。


【 卒後について】
研究室での第一目標は、自分自身の将来像をイメージすることから始まります。
そのイメージに近づくために、ロードマップ(計画書)を描いてもらいます。

自分でやりたいこと、仕事に向かい、段階的なハードルの設定、日々のトレーニングが組上げられます。

教員は、それらを補助してあげる役割があります。
分子薬効毒性学研究室では、この出発点に重きをおいています。

研究を実際に「本格的に」行うのは、夏以降になるでしょう。


さて、卒後についてですが、大学の研究室で行っている研究、あるいは同じような研究テーマに携わる人は、ほとんどいないと思います。


では、将来、研究職に就かないのに(ほとんどの場合該当します)、なぜ卒業研究を行うのでしょうか?

研究を行う上では、たくさんの実験方法、技法、方法論に触れるでしょう。
テクニックを覚えるためでしょうか?

最大の目標は、
「問題点を抽出し、解決する技能」
を学ぶことです。
そして、それをまとめ(報告書作成)、伝える(プレゼン)技能も習得できます。

自信のない人、自信を持ちたい人
きっと自信を持って社会人になれます!

将来に役立つ!

それが当研究室での毎日で培われると思います。