立命館小学校

あいさつの話、その後

2021年4月15日の校長ブログ(https://www.ritsumei.ac.jp/primary/blog/detail/?post_id=105)で、「あいさつの話」を書きました。その中で、4月の全校集会で「世界中どこに行っても、あいさつは最も基本的で不可欠なコミュニケーションの第一歩」であり、「相手の存在を承認し、関わりの気持ちを示す、一番簡単な方法」だということを話した、ということを書いています。

それ以来、私は朝の登校時に子どもたちに挨拶を続けました。さて、どんな変化があったでしょうか。

まず、私の「おはようございます」に答えてくれる児童が増えました。さっそく良い兆候です。そしてそれから1月ぐらいしたところで、6年生の数人の児童が、「私もここであいさつします」といって、一緒に立ってくれるようになりました。それをみて、挨拶に答えてくれるさらに児童が増えました。

そして気がつけば、私が声を出すよりも先に「おはようございます」と言ってくれる児童がさらに増えました。遠くから会釈してくれる子もいれば、近くまで来てきれいなお辞儀つきで「校長先生おはようございます」といってくれる子まで、いろいろなバリエーションがあります。どんな形であっても、あいさつのコミュニケーションによってお互いに「関わりをもつ」頻度が増えたこと、とても嬉しいです。

昨日の終業式(https://www.ritsumei.ac.jp/primary/learning/detail/?post_id=4638)では、みんなで、この一学期の間にあいさつのコミュニケーションを豊かにすることができたことを確認し、これからも続けていきましょうと呼びかけました。

そしてその日の下校時。みんないつもよりも元気に「さようなら!」と学校を出ていきました。中には「一学期ありがとうございました」と言いに来てくれる子たちもいて、そうか、このタイミングではこういう挨拶も素敵だなと、勉強になりました。

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警備員さん恒例のチョークアート、「夏休み 元気でね」と。

安全と健康を第一に夏休みの毎日を大切に過ごし、また成長した姿を見せてほしいと思っています。


校長 堀江未来



・・・ちなみに、前日のメッセージはこちら。ほんと、夏が来ましたね!
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