立命館小学校

ハウスバッジ

昨日は、一年生の子どもたちがハウスバッジを受け取り、使い始める日でした。私は1年生の4つのクラスを回って、ハウスバッジの贈呈をしました。
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ハウスバッジとは、立命館小学校の正式な名札です。ハウスバッジには、全ての児童が縦割りで所属する六つのハウスのマークと色、そして自分の名前が漢字とローマ字で書かれています。これを、これから卒業まで毎日校内でつけます。これまでの半年間、一年生は、名前がひらがなで書かれた仮の名札を使っていましたが、昨日からは、2年生から6年生の全ての児童、そして私たち教職員と同じ名札をつけるという、ちょっとした儀式的な意味のある日でした。

ハウスバッジ贈呈にあたって、私からは、三つの大事なことを伝えました。一つ目は、みんなは立命館小学校の大切な仲間であることはこれまでと同じだけど、このバッジをつけてからは、この学校を創っていく一員としての意識をもって過ごしてください、ということ。二つ目は、来年になって同じハウスに新しい1年生が入学してきたとき、同じ色のバッジをつける2年生として立派な先輩でいられるようにこれからも毎日頑張ってください、ということ。三つ目は、このバッジにはみんなの大切な名前が書いてあるので、自分のことと同じように、卒業するまで毎日丁寧に扱ってください、ということ。どのように受け止めてくれたかわかりませんが、みんなよく聞いてくれていました。

そして今朝の登校時、校門に立っていると、一旦教室に入った一年生の児童がもう一度外に出てきました。手にはカラフルなハートをたくさんもっています。そして、「昨日はハウスバッジをありがとうございました。お礼に、ハウスの色でハートを折りました。」と言って渡してくれました。
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ハウスバッジをもらう、ということの意味を自分なりに考えて、こんなに素敵な「感謝」の形で返してくれたこと、とても嬉しかったです。


校長 堀江未来