立命館小学校

うれしいお知らせ

学校には、日々、いろいろなお知らせが届きます。うれしいお知らせもあれば、お叱りや苦情や批判のお言葉をいただくこともあり、さまざまです。そんな中、今日はとびきり嬉しいお知らせをいただいたので、ご紹介します。

本校2年生児童の下校中の出来事について、わざわざお礼を言いにきてくださった方がいました。ヘルプマークをつけて白杖をもった方、人で混み合った歩道での様子を見ていて、この二人の児童が「大丈夫ですか」と声をかけたということです。手助けは必要なかったので断ったものの、大変嬉しかったので、学校からも褒めてあげてくださいとのことで、わざわざ学校まで来てくださいました。

そして同じ件について、それを偶然見かけた本校保護者の方からも、メッセージをいただきました。目の不自由な方を見つけて、走って手伝いに行った子達の様子。そのやりとりの後、すごく晴れやかな顔をしていたこと。社会全体でお互いを助け合おうという授業がこんな形で児童の行動に結びついているのがわかったということ。すごく丁寧な文章でお伝えくださいました。

2年生児童にとっては、公共の場で知らない人に手助けを申し出るというのはなかなか勇気のいることだったと思います。でも、自分たちのちょっとした行動が周りの人を温かい気持ちにしたということをちゃんと知って、自信につなげてほしいです。そして何よりも、この出来事の意味づけを、丁寧に伝える労をとってくださった方々の教育的配慮に心から感謝しています。私たち教職員も、とても勇気づけられました。この場をお借りして、お礼申し上げます。


校長 堀江未来