立命館小学校

おすすめの本

今週の立命館小学校は、読書週間です。

私は本をたくさん読むことはとても大切だと思っています。私自身、読書家というより文字中毒という方が近いですが、分野を問わずたくさんの本を読みます。小説も、ノンフィクションも、学術書も、雑誌も漫画も好きで、大量に読んでいます。読書を通して、簡単に新しい知識を得られたり、自分の人生には起こらないようなことも擬似体験できたり、ときには反発を覚えながらも自分と考えの違う人の立場を知ることができたり。こんなに自分の思うままにできる楽しいことはないですよね。

ということもあり、私は立命館小学校のメディアセンターをとても誇りに思っています。蔵書が4万冊以上(うち洋書が5,000冊)。年間の貸し出し数は約10万冊(うち洋書が1万冊)、つまり、児童一人当たり平均で年間に約140冊借りているという計算になります。なかなかの読書量です。小さいうちから本の世界を楽しみ、読書によって自分を助け、自分を高める経験を積んでおくことで、大人になってからの「読書体力」の基礎をしっかり作ってほしいと思っています。

読書週間中のメディアセンター前には、たくさんの「本のおすすめ」が飾ってあります。
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左側の手前は先生たちの、その向こうは2年生の、そして右側は1年生のおすすめ本の紹介シートがはり出してあります。

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おすすめの本の実物、すでにたくさん貸し出されているみたいです。写真はありませんが、3年生が作った本の帯や4年生が作成した本のしおりなども展示されています。

お昼休みには、くじ引きもやってます。大吉が出ると、あと2冊多く借りられるんだそうです。
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ところで、今回の私からのおすすめの本は、山崎聡一郎著「こども六法」にしました。

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毎年絵本を選んでいるのですが、今回は法律の本です。「自分の身を守るとはどういうことか」を法律の観点から子ども向けに説明してあって、「他人にしてはいけないこと」「他人からされてはいけないこと」がよくわかります。私自身が子どもの頃に読みたかったなあと思っての、おすすめです。

実は、この本の他にもう一冊迷ったものがありました。それは、山本美希著「かしこくて勇気ある子ども」です。大人向けのおすすめとして、こちらで紹介しておきます。


校長 堀江未来