立命館小学校

こうなりたいと思うこと

今日から三学期です。今年度もいよいよあと3ヶ月で終わります。これまで積み上げてきた学びを振り返り、しっかり身につけられるような、そして、次の学年に向けて、自分の一年間の成長を実感できるような学期になればと思っています。

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ということで、始業式では、子どもたちに四つの質問を投げかけてみました。
①今の学年が始まった時にはできなかったけど、今はできるようになったことは何ですか?
②今の学年が始まった時にもできなかったし、今も難しいことは何ですか?それは、どんな力がつけば、できるようになると思いますか?
③やったほうがいいとわかっているけどできていないことはありますか?三学期のうちにやるとしたら、どのようにしますか?
④次の学年が始まる時、どんな自分でありたいですか?そのために今から準備した方がいいことは何ですか?

これらの質問は、過去の自分、現在の自分、未来の自分についてのイメージをもち、自己成長への具体的な意識づけを促すことを意図しています(大人にも子どもにも使えます)。新年、新学期、誕生日など、なんらかのタイミングをきっかけにして、客観的に自分の様子を眺めてみるクセをつけておくと、メタ認知力が高まって、それが自己成長力につながります。

そして何より、できなかったことができるようになる、こうなりたいと思ったようになれる、というのは、ゲームでステージをクリアしていくように、楽しくて達成感のあることです。今回のお話で私が一番伝えたかったことは、一つひとつのことを学んで成長していくのは、とても楽しいことだよね、ということでした。

そうこうしていたら、2年生の子どもたちが「おみくじ」のお誘いに来てくれました。引かせていただくと・・・

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嬉しいことに、字がきれいに書けるようになるそうです。本当にそうなりたいです。そして、100点が取れるそうです。大人になると、仕事で100点を取れることってあんまりないですよね。100点を取ることよりも大事なことがたくさんあるから当然のことですが、でも時々「100点!」のお墨付きがほしいと思うこともあります・・・。

個人的にうらやましかったのは、こちらのおみくじでした。

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たしかに、助けてあげるのも、助けてもらうのも、幸せなことだと思います。

今学期も、みんなで協力しあって、安全で楽しく過ごせる学校生活を創っていきたいです。


校長 堀江未来