立命館小学校

新しい日常に向けたお願い1

本校では、児童登校の条件として、京都・大阪・兵庫の緊急事態宣言の解除がありましたが、昨日からようやく登校による学校再開に向けて、一歩進むことができました。

しかしながら、学校の場合は課題がこれからが多いです。なぜなら、多数の児童が様々な場所を経由して一ヶ所に集合し、その後は下校まで集団で過ごす機会が多いからです。学校に到着すれば、教員の指導の下、様々な「三密を避ける」指導をリアルタイムででき、課題は一定クリアできます。しかし、大変大きな課題は、学校以外の場所となる登下校での行動です。

今地下鉄では「マスクの着用、会話はしない」というアナウンスが断続的に流れています。これは、バスでも同じことです。それらをマナーやエチケットとして守らなければならない日常になっています。しかも、それは全員の乗客が、です。つまり、もちろん小学生も含まれます。小学生だから仕方ないというわけにはいかない日常になりました。ほんのちょっとくらいいいだろうとはいかなくなっています。

「電車でもバスでも、車内ではマスクを着用して、一切喋らない」これが現実です。そしてこれは、周りの方々への配慮であり、当然のルールになっています。子どもだからと、初めから難しいと思わずに、可能な限り完全に取り組まないといけない暮らし方になっています。これは、学校の問題ではなく、まずは日常の新しい過ごし方として、ご家庭での話し合いをお願いします。是非、登校が再開されるまでに、この新しい日常適応については、ご家庭での真剣なお子様への話し合いをしていただき、一度でも様子を見ていただきたいと思います。

そして、そういう対応がしっかりできる立命館小学校の児童であってほしいと思っています。ご理解ご協力そしてご指導お声かけを何卒必ずお願いします。

 

 

学校長 長谷川昭