立命館小学校

思いやりと優しさの心

本校では、毎月11月を人権学習月間として取り組んでいます。

今日は、オンラインで人権集会を行いましたが、授業の冒頭では、私から「思いやりと優しさの心」の話を子ども達にしました。



全校のみなさん、「人権学習」と言うと、少し難しく聞こえる人もいるかもしれません。けれども、実は、簡単に言えば、みんなが心の中に持っている「思いやり」や「優しさ」。この心を、使っていますか?どうですか?ということなのです。 皆誰にでも「思いやりと優しさ」の心を持っているのです。しかし、持っているだけでは、意味はありません。使わないといけません。誰かのために、です。

周りの人のために、「思いやりや優しさ」の心で、何かをしてあげると、その心を受けた人は幸せに感じます。そして、ここが一番大事なのですが、その時は、してあげた自分もとても嬉しくなって、幸せな気持ちになるものです。これは、誰だって味わえる気持ちです。そんな気持ち、感じたことがありますか?まだ、ありませんか?

 

「私たちは、一人ひとりの命を大切にします」。これは、本校の「五つの誓い」の初めの言葉。これも、「思いやりと優しさ」なのです。「命」とは、自分も含め、自分の周りの人たちのことです。命は単に生きる命だけではないのですよ。ですから、命は自分の周りの人たち、と言う事もこれから意識していって下さい。

つまり、「私たちは自分の周りの人たち、一人ひとりを大切にします。「五つの誓い」を言い換えればこういうことになります。 そのための大切な心が、みんなが持っている「思いやり」の心、「優しさ」の心です。

 今日は、今から始まる勉強を通して、みなさんが必ず持っている「思いやり」と「優しさ」をしっかり出しあって、みんなが幸せになるためには本当はどうすればいいのか、を考えてほしいと思っています。善い勉強になるように、しっかり学んで下さい。



こんな話をしました。思いやりと優しさは、正に、「利他の心」。周りを幸せにし、自分も幸せになる、子どもだけではなく、大人も、社会全体もこの気持ちと姿勢を常に心がけて、日々過ごせれば、と思います。