立命館小学校

立志式

本日は、4年生のファーストステージ修了を祝う「立志式」(りっししき)でした。立命館の『12年一貫教育』は、全体を4年ごとの3ステージに区切り、それぞれをファーストステージ(小1~小4)・セカンドステージ(小5~中2)、サードステージ(中3~高3)という構成にしています。今日はその最初のファーストステージの課程を修了した式を体育館で行いました。

 

4年生までは、本校の建学の志である「培根達支」(ばいこんたっし)の言葉通り、基礎・基本を学ぶことを中心に、自分の中にある「学びの根っこ」を丈夫にして、その根っこから学びの栄養をどんどん吸収していく、そういう時期でした。

しかし、5年生からのセカンドステージは、レベルは上がります。その根っこから吸収した栄養を吸い上げて、上へ上へと自分の中の「幹」をどんどん伸ばし、太くして、力強く「枝々」を広げていく、そういう段階となります。その次のサードステージでは、様々な個性豊かな花をさかせていくことでしょうが、このセカンドステージがとても大事な段階です。今日は、その立志式で、私からは『自分から』」というキーワードと『自らの道を自らが切り拓く、そこには、一生懸命な姿勢が不可欠』ということを伝えました。

 

 

 

学校長  長谷川昭