立命館小学校

小中高一貫教育

4-4-4でむすぶ
立命館の一貫教育

立命館では、小学校と中学校・高等学校の連携による12年間を見通した一貫教育により、興味・好奇心を学習エンジンとする主体的な学習者の育成をめざして、教育方針である「4つの柱」と基礎学力育成を重点化しています。

また、個人用タブレットPCやICTを活用したプログラミングなどの新しい教育、英語教育と異文化理解を深める国際交流・海外研修の推進など、これからの時代を生きる子どもたちに必要なツールを身に付けるための教育を実践してきました。すべての児童・生徒に世界と接する機会を提供し、世界と関わることを日常に感じられる学校生活を実現することで、グローバル人材を育てていくことが私たちのミッションです。

小学校からの12年間を受験で分断されることなく、もっと成長したいという意欲をどこまでも伸ばしていける学校をめざしています。

1ST STAGE 基礎基本を固める

2ND STAGE 夢を実現する力をつける

3RD STAGE 世界へはばたく

1ST STAGE

基礎基本を固める

小学1〜4年

ファーストステージにおいては、立命館小学校の教育方針
「4つの柱」に重点をおき、「学問」と「人間性」の基礎基本能力向上に取り組みます。

特に重要なのが「確かな学力」としての学習習得の積み重ね。子どもたち一人ひとりに高い学力を身につける取り組みが、漢字・算数・英語の各検定及び学力テストの数値においても成果として現れています。

その他の方針においても、幼い内からの異国文化交流、芸術との豊富なふれあい、価値を共有し合う道徳心の育成など、机の上での学びだけでない沢山の本物を経験し、人としての土台を次のステップに向けて形成します。

4つの柱

確かな学力
  • モジュールタイムでの集中力の育成
  • 立命館メソッドを利用した全教科における独自カリキュラムの展開
  • ICT機器の効果的な教育活用
真の国際人
  • 1年生からの英語教育
  • 豊富な留学生との交流機会創出
  • 各国一流校における海外研修
豊かな感性
  • 音楽・図画工作などでの自己表現
  • 芸術鑑賞中心の本物体験
  • 蔵書数4万冊、メディアセンターでの読書活動
高い倫理観と自立心
  • 自分自身の目指す姿と道程を考える「立命科」
  • 異学年で互いに学び合うハウス活動

2ND STAGE

夢を実現する力をつける

小学5・6年

中学1・2年

セカンドステージを設定することの本質的な意味は、「特に心身ともに成長の著しいこの時期に、指導する教員が一体となって教育を行うことができること」にあると考えます。

11歳から14歳までの、大人になっていくための大切な時期にどのような生活を送り、どのような学習をするかは、子どもたちの将来に大きく影響するものです。「中1ギャップ」と呼ばれる課題や、子どもの発達の早期化など、現状の6-3-3制では対応できない課題が挙げられる中、以下のような教育を展開するとともに、新たなスタイルでの一貫教育をつなぐ重要なステージの展開をこれからも研究していきます。

  • 小学校教員の多様な指導法を活かした授業
  • 中高教員の専門性の高い授業
  • 発達上の難しい時期に接していく教員の体系的、継続的な指導
  • アクティブラーニングなどの新たな指導方法の導入
  • 学習のモチベーションを高める授業研究

ファーストステージとサードステージをしっかりとつなぎ、大人になっていくための大切な時期をステージ全体で一体となって見守り、子どもたちのさらなる成長と向き合います。

3RD STAGE

世界へはばたく

中学3年

高校1〜3年

立命館高校は文部科学省よりスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)の研究指定をいただいており、国内はもとより、多くの海外校を含めて、高校生の国際交流拠点としての評価を確立してきました。

G9(中学3年生)のオーストラリア研修から始まる海外研修への派遣は年間で約700名、受け入れは300名を越え、多くの生徒に世界とつながるチャンスが用意されています。

サードステージでは、中学校、高校から入学した生徒と交流しつつ、それぞれの進路や将来の目標に応じた学びがあります。どのコースにおいても単純な知識の学習だけではない、探求型の学びを展開していきます。

G11(高校2年生)からG12(高校3年生)で学ぶ「課題研究」では、「解決すべき問いがそこに存在していること」を発見するところから始まり、誰も答えを知らない解を見つけるプロセスを経験します。これは、これからの日本が世界を支えて活躍するときに必要な力であると私たちは考えています。

今の子どもたちが社会に出ていく2030年ごろがどのような時代になっているかを予想することは極めて難しいことです。
そうした中で、私たちは「今求められている力」ではなく、「将来、あることが必要な場面に遭遇したときに、それを獲得できる力」を国内でも有数の恵まれた環境の中で鍛えていきます。

MORE TOPICS

長岡京での授業

小学5・6年

長岡京キャンパスには5・6年生用の教室が準備されています。6年生は、先駆けて中学校のクラブに体験参加したり、プールやホールを活用した授業を行うなど、小学校の授業を補完しつつ、よりレベルの高い学校環境で学ぶ機会を設けています。
すべての児童・生徒が世界と接する機会を提供し、世界と関わることを日常に感じられる学校生活を実現することで、グローバル人材を育成していきます。

一年中使用できるプール

体育棟地下1階に設置されたプールは、温水プールのため一年を通して使用することが可能です。5・6年生も体育の授業で使用しています。近隣のスイミングスクールや中高の教員と連携して、児童の泳力に合わせた少人数指導が実現されています。

圧倒的な蔵書量が魅力

学校の中心に位置するメディアセンターは、約7万冊の蔵書を備えるライブラリーと学術情報を活用できるオープンスペースで構成されています。仲間とのディスカッションや資料作りにも使用できます。もちろん、小学生も本を借りることが可能です。まさに情報基地としての魅力満載の設備です。

みんなが集う大ホール

清和会記念ホールはメディアセンターの上階にあり、1060席を収容する大ホールです。ここでは学校行事だけでなく、学外から著名な方をお招きした講演会なども行います。音の響きも素晴らしく、このホールを使用して、5・6年生は、毎年、合唱コンクールを開催しています。