アメフト講座

アメリカンフットボール(アメフト)ってこんなスポーツ!!

フィールドを見てみよう!

ゴールラインからゴールラインまで、フィールドの長さは100ヤード(約90m)。エンドゾーンに平行して、5ヤード毎にラインが引かれ、エンドゾーンからの距離が10ヤード毎に表示されています。

オフェンス11人VSディフェンス11人の真剣勝負!!

オフェンス(攻撃)専門の11人とディフェンス(守備)専門の11人で戦うのが一般的。攻守交替の際は、フィールドにいる全員が入れ替わります。アメフトは、大勢の選手が試合に出場するスポーツなんです。

試合は、4クォーター(Q)にわけられます!

12分で1クォーター(Q)。第1、2Qが前半、第3、4Qが後半。前半と後半の間には、ハーフタイムショーがあり、チアリーダー部が華麗な演技を披露します!
*正式には15分で1クオーター(Q)ですが、関西学生連盟リーグ戦では、12分で1クオーターを運営しています。

アメフトは、陣取りゲーム!!

オフェンス(攻撃)側は、ボールを持って、パスやラン攻撃で相手のエンドゾーンまで攻めていきます。一方、ディフェンス(守備)側は、オフェンスの進行を止め、陣地を守ります。
そして、オフェンス(攻撃)側が、相手チームのゴールライン(エンドゾーン)にボールを運ぶと得点になります。

得点の入り方は3種類!!

「タッチダウン」
ボールを持って相手のゴール(エンドゾーン)に入ると、タッチダウン成功で6点獲得!!タッチダウンに成功すると、さらにボーナス(エキストラ)ポイントを獲得する攻撃権を獲得!!
 →エンドゾーンから3ヤードの地点からのキックで相手チームの
    ゴールポストにボールを入れると1点獲得!!
 →再度タッチダウンが成功すると2点獲得!!
「フィールドゴール」
キックでゴールポストの中にボールを入れると、3点獲得!!
「セーフティ」
オフェンス(攻撃)チームが自陣のエンドゾーンでボールデッド(プレーの終了)になれば、ディフェンス(守備)チームが2点獲得!!

甲子園ボウルって!? ライスボウルって!?

甲子園ボウルは、アメフトの東西大学王座決定戦。東日本代表校と西日本代表校が甲子園で王座をかけて戦います。
ライスボウルは、アメフト日本一決定戦。甲子園ボウルの勝者(学生王者)とジャパンXボウル勝者(社会人王者)が、毎年1月3日に日本一をかけて戦います。
立命館大学パンサーズは、ライスボウルに過去7度出場、3度の優勝実績があります!
アメリカンフットボール部 パンサーズ 挑戦の軌跡2010

アメフトは、完全分業制!!

オフェンス(攻撃)
QB(クオーターバック)

攻撃チームの司令塔。判断力が求められます。RBにボールを渡したり、WRにパスを投げたり、自らボールを持って走ったりと、攻撃チームの要です。

WR(ワイドレシーバー)

QBからのパスをキャッチします。WRがロングパスをキャッチしたときは、とても盛り上がります!

RB(ランニングバック)

QBからボールを受け取って前に走ります。相手チームのディフェンスをかわす技術も必要なので、比較的小柄な選手が多いのもこのポジション。

OL(オフェンスライン)

最前線で味方の選手を守ったり、ボールを持った選手が進むルートをつくります! まさに縁の下の力持ち的存在!

TE(タイトエンド)

OLとおなじように、ランプレーの時には、ディフェンス(守備)の選手をブロックしたり、時にはパスも受け取るマルチプレーヤー。

ディフェンス(守備)
DL(ディフェンスライン)

最前線でOL、QB、RBをたおすなど、ディフェンスの際、攻撃的な役割を担います。相手チームの中央突破を封鎖します!!

LB(ラインバッカー)

DLの後ろに位置し、ボールを持った相手選手を倒すポジション。ディフェンスの花形です。

DB(ディフェンシブバック)

主に相手チームのパスプレーを阻止する役割。パス攻撃、ラン攻撃に対して広くカバーしなければならない。陣地を守るディフェンスの最終ライン!

アメフトの試合を見てみよう!

試合開始!!
まずはコイントスで、レシーブ(先攻)・キックオフ(後攻)、守る陣地を決定。
どちらが先攻か後攻か、しっかり確認しよう☆
キックオフ!!
コイントスでキックオフ(後攻)を選択したチームが自分の陣地の35ヤードからキックをして試合開始!
レシーブ(先攻)側は、キックされたボールをキャッチ後、相手の陣地に向かって前進。 タックルされてストップしたところから1回目の攻撃(1stダウン)が始まります。
攻撃開始!!
守備開始!!
オフェンス(攻撃)側には4回の攻撃権(1stダウン~4thダウン)が与えられます。
4回の攻撃の間に10ヤード以上前進できれば、さらにそこから4回の攻撃権を獲得できます。
攻め方は2種類!

「ランプレー」
ボールを持って走り、前進。ディフェンス側にボールを奪われるリスクが低いので、確実性が高い!
「パスプレー」
パスをして、大きく前進を狙う。相手にボールをインターセプトされるリスクあり!!
*インターセプト:オフェンスのパスをディフェンスがキャッチすること。

攻撃が終わる時ってどんな時?

ボールを持っている選手が、ディフェンス側の選手に倒されたり、ボールがサイドラインから出た場合は、攻撃が終了し、次の攻撃に移ります。次の攻撃は、攻撃が終了した地点からスタート!

4回目の攻撃(4thダウン)

最後の攻撃となる4thダウン。10ヤードの獲得ができなければ攻守交替のピンチ!! 3回目の攻撃(3rdダウン)終了時点で、前進した距離によって最後の攻撃は変わってきます。どんな選択をするのか、注目してみてください!

例えば…
「フィールドゴール」
ゴールポストを狙える位置なら、フィールドゴールキックで得点3点を狙う!
「ギャンブル」
タッチダウンや次の攻撃権獲得を狙って、オフェンスプレー!
「パント」
攻撃権を相手チームに渡す代わりに、ボールを相手陣地の深くまで蹴り、相手チームの攻撃を不利な位置からスタートさせる!

得点はどんな時に入るの?

「タッチダウン」
ボールを持って相手のゴール(エンドゾーン)に入ると、タッチダウン成功で6点獲得!!タッチダウンに成功すると、さらにボーナス(エキストラ)ポイントを獲得する攻撃権を獲得!!
 →エンドゾーンから3ヤードの地点からのキックで相手チームの
    ゴールポストにボールを入れると1点獲得!!
 →再度タッチダウンが成功すると2点獲得!!
「フィールドゴール」
キックでゴールポストの中にボールを入れると、3点獲得!!
「セーフティ」
オフェンス(攻撃)チームが自陣のエンドゾーンでボールデッド(プレーの終了)になれば、ディフェンス(守備)チームが2点獲得!!

どんなときに攻守交替するの?

オフェンス側が、4回の攻撃(1stダウン〜4thダウン)までの間に10ヤード以上進めなかった時、またはディフェンス側にボールが移った時に攻守交代になります。
ディフェンス側にボールが移った時とは、
例えば…
「インターセプト」
オフェンスのパスをディフェンスがキャッチしたとき。
「ファンブルリカバー」 
オフェンス側のボールを持っている選手がボールを落とし、ディフェンスの選手が確保したとき。

試合中に選手たちがフィールドでミーティング?

1プレーが終わるたびに、オフェンス側の選手たちは、ハドル(作戦会議)を行います。ディフェンス側も相手のプレーを予想し、作戦をたてます。

第1Q終了!
陣地交代して、
第2Qに移ります!
第2Qが終了すると、前半が終了し、ハーフタイムショー!
そして、後半へと移っていきます。