FPGA設計コンテストに挑戦したいけど |
コネクタがついてなくて困っている |
電子工作初心者のみなさんへ |
いずみ♡より |
デザインコンテストなどで RS-232C の D-sub 9pin コネクタ(EIA-574) による接続が指定されている場合がありますが、 最近のFPGAボードでは搭載されていない (注1) 場合が多いです。 そこで、FPGA ボードの汎用信号ピン(CMOS 3.3V)をRS-232Cコネクタ (+3〜15V, -3〜15V)に変換する基板を付加する必要があります。
(注1)ホストPCとUART(シリアル)接続できる場合でも RS-232Cコネクタを介さずにUSBから直接接続する。
その目的に近い市販キットを通販サイトで探したところ aitendoの変換基板が見つかりました。
この変換基盤を次のように改造します。 (改造と接続・使用は自己責任 で行ってください)
(注1)FPGAボード側の汎用入出力ピンに定義します。
次のようなキットが販売されているようです。 私がよく使う通販サイトでは見つからなかったのですが、 扱っているところもあるようです。 また、通販サイトのリストには入っていなくても、 ダイセン電子工業の製品を扱っている通販サイト (例えば共立電子通販部)に相談すると扱ってくれる 可能性があります。 (SYNTHESISのIさん、情報ありがとうございます)
IDB-MAX3223-Mのほかに、海外通販の個人輸入になりますが次の ような変換基板もあるようです。 (TEDのKさん、情報ありがとうございます)
この際、いっそ自分で作ってしまおう、 という方は次のサイトが参考になると思います。 (琉球大のO先生ご提供)
FPGAボードもそうですが、 RS-232Cコネクタを装備しているPCも少なくなってきています。 PCにRS-232Cコネクタを付加する(注3) には市販のUSB-RS232C変換ケーブルが便利です。 例えば次のようなものがあります。
(注3)S-232C コネクタが必要なく、 USBとCMOS3.3Vを直接接続してUART通信してよいのであれば、 他の方法がよいでしょう。
FPGA基板(特に入門用・教育用・自作用)の基板間の接続には 2.54mm ピッチ(1/10 inch, DIP pitch)のピンヘッダがよく使われます。 一般的なブレッドボードとも互換性あり。 以下に、そのようなピン、コネクタ、工具の例を紹介します。
(注4)所望のピン数のものが通販サイトに無くても、 メールで問い合わせたら(あれば)出してくれます。 ヘッダピンは大きめのもの(40〜60ピン×1〜2列) を買っておいて、自分で切って使うとよいでしょう。
FPGAボードから3.3V電源が供給できない場合、別途用意する必要があります。 例えば、次のようなものがあります。
2013/01/27 いずみ♡