学生日本一を成し遂げたパンサーズ

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パンサーズが甲子園ボウルを制覇 ~5年ぶり8度目の学生日本一~

 アメリカンフットボールの大学日本一を決める「パナソニック杯第70回毎日甲子園ボウル」が12月13日(日)、阪神甲子園球場で行われ、西日本代表の立命館大学のパンサーズが28-27の1点差で東日本代表の早稲田大学ビッグベアーズを下し5年ぶり8度目の学生王者に返り咲きました。

 試合は、まさに手に汗握る激闘でした。1点リードで迎えた残り3秒。早稲田大学が52ヤードのフィールドゴールを狙い、決められれば逆転を許す場面。選手、関係者誰もが固唾を呑んで見守る中、運命のキックは左にそれ、実に58年ぶりとなる1点差ゲームをものにしました。

 パンサーズは、第1クオーターから果敢に攻めRB長谷川航平選手(情報理工学部4回生)のタッチダウン(TD)で先制し勢いに乗りました。続く第2クオーターでは注目のRB西村七斗選手(スポーツ健康科学部2回生)が63ヤードと7ヤードのTDランを立て続けに決め21-0とリードを広げるも、楽勝ムードが一変したのが第2クオーター後半。相手の猛反撃を受け21-14と迫られ、第3クオーターには21-24と逆転を許す苦しい展開となりました。

 相手に傾きかけた流れを引き戻したのはRB西村選手の走りでした。一人で219ヤードを獲得し、最終第4クオーターのQB西山雄斗選手(スポーツ健康科学部2回生)の逆転TDランにつなげました。

 「日本一になったことは純粋にうれしい。選手がよく頑張ってくれた」と米倉輝監督。逆転された直後にすぐさま流れを引き戻した選手の踏ん張りを勝因に挙げました。

 なお、西村選手は甲子園最優秀選手と年間最優秀選手(ミルズ杯)の2冠を獲得。最年少となる2回生でのダブル受賞は、名QB東野稔さん(1997年産業社会学部卒業)以来、2人目の快挙となりました。

 パンサーズは来年1月3日(日)に東京ドームで開かれる「プルデンシャル生命杯第69回ライスボール」で社会人王者と対戦し、4度目の頂点の座に挑みます。

 引き続き日本一のタイトルを狙うパンサーズに熱い応援をよろしくお願いします。

2つのタッチダウンでチームを牽引した西村選手
2つのタッチダウンでチームを牽引した西村選手
1点差を守り抜いたディフェンス陣
1点差を守り抜いたディフェンス陣
スタンドからは多くの熱い声援が贈られました
スタンドからは多くの熱い声援が贈られました

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