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第107回日本陸上競技選手権大会 山本亜美選手が大会3連覇

 6月1日(木)~4日(日)、「ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会」の代表選考会を兼ねた「第107回日本陸上競技選手権大会 」がヤンマースタジアム長居で行われ、女子400mHで山本亜美選手(スポーツ健康科学部3回生)が日本歴代5位、学生歴代3位となる56秒06の好タイムをマークし、大会3連覇を達成しました。
 また、女子400mでは、児島柚月選手(スポーツ健康科学部1回生)が自己ベストとなる53秒99をマークして2位入賞を果たしました。

 前回大会で日本歴代6位、学生歴代4位となる56秒38をマークし、2連覇を果たした山本選手。今大会も女王の貫録を存分に見せつけました。決勝では前半から積極的にレースを運び、8台目のハードルでトップに躍り出ると、得意の後半で後続を一気に引き離してゴール。自己ベストを塗り替える56秒06の好記録で大会3連覇を成し遂げ、大舞台で無類の勝負強さを発揮しました。

 女子400mに出場した児島選手は予選を2組3位で通過。迎えた決勝では、ラストの直線に差しかかる位置から驚異的な追い上げで上位の選手を捉えると、熾烈な争いの末、2位でゴール。惜しくも優勝こそ逃したものの、4月の「2023日本学生個人選手権」400mでの優勝、5月の「第100回関西学生陸上競技対校選手権大会(関西インカレ)」200m、400mの2冠達成に続き、顕著な成績を残しました。

 また、同時開催の「第39回U20日本陸上競技選手権大会」では、U20女子5000mで太田咲雪選手(スポーツ健康科学部1回生)が16分06秒47で2位、荒田悠良選手(スポーツ健康科学部1回生)が16分15秒26で4位に入賞したほか、U20女子砲丸投で岡野風璃選手(スポーツ健康科学部1回生)が13m18の投擲で7位に、女子ハンマー投で三村啓恵選手(経済学部1回生)が5位に入賞。両選手権ともに選手たちの健闘が光る大会となりました。

児島柚月選手
児島柚月選手
太田咲雪選手
太田咲雪選手
荒田悠良選手
荒田悠良選手
岡野風璃選手
岡野風璃選手
三村啓恵選手
三村啓恵選手

山本亜美選手(スポーツ健康科学部3回生)コメント

 3連覇がかかっている事や、今大会がアジア選手権と世界陸上の選考会を兼ねているという事もあり、勝たなければいけないという重圧が大きく、とても緊張したレースでした。ですが、大会の1週間前に行われた関西インカレの全体応援のおかげで、「陸上って楽しい!!」というワクワクした気持ちを持つことができたことで、高いモチベーションを保ってレースに臨むことができたと思います。
 予選では思うような走りができず、「優勝できるかな」と不安な気持ちが生まれましたが、決勝では仲間や両親をはじめ、多くの人が応援してくれているということを思い出し、「やっぱりみんなのために頑張りたい!」という気持ちでスタートラインに立ち、優勝する事ができました。レース内容は凄く良かったですし、集中してレースに臨めた結果、自己ベストを出すことができたので本当に良かったです。
 今年は、国際大会に初めて出場するため、楽しんで挑戦したいと思っています。これまでの積み重ねで勝ち取ることができた日本代表への喜びと誇りを胸に、日本以外での場でどれだけ戦うことができるのか凄く楽しみです。できればメダルを獲得して日本に帰ってきたいです。また、例年のようなスケジュールではなくなりましたが、国際大会だけでなく、学生の大会も全て全力で挑み、日本インカレでの女子総合優勝を目指して頑張ります!55秒台も見えてきたので、今年中に55秒94の関西学生新記録を出したいです!

児島柚月選手(スポーツ健康科学部1回生)コメント

 今回が初めての日本選手権でしたが、独特の緊張感を感じました。関西インカレの疲労の残る中で自己ベストを更新することが出来てすごく嬉しかったです。また、メダルを獲得することが出来たのは自分でもびっくりしています。しかし、次への課題が残るレースともなりました。また一からトレーニングを積んでいきたいと思います。
 関西インカレ、日本選手権と前半シーズンでの疲労をしっかり抜いて、しっかりと練習を積み、全日本インカレ、国体などの試合で結果を残せるようにしていきたいです。400mだけでなく、100m、200mでも日本のトップで争えるように、しっかりスピードをつけていきたいです。そして世界のトップで戦えるレベルになれるように頑張っていきます!

第107回日本陸上競技選手権大会 主な結果

女子400m 児島柚月選手(スポーツ健康科学部1回生)2位 53秒99 ※自己新記録
女子400mH 山本亜美選手(スポーツ健康科学部3回生)優勝 56秒06 ※日本歴代5位、学生歴代3位
       工藤芽衣選手(食マネジメント学部3回生)5位 57秒84  ※自己新記録

校友

女子100mH 田中佑美選手(東京・富士通)3位
女子200m 吉田紗弓選手(愛知・クレイン)7位
女子400mH 梅原沙月選手(兵庫・住友電工)3位
女子800m 塩見綾乃選手(大阪・岩谷産業)3位

第39回U20日本陸上競技選手権大会 主な結果

U20女子5000m 太田咲雪選手(スポーツ健康科学部1回生)2位 16分06秒47 ※自己新記録
        荒田悠良選手(スポーツ健康科学部1回生)4位 16秒15秒26 ※自己新記録
U20女子砲丸投 岡野風璃選手(スポーツ健康科学部1回生)7位 13m18
U20女子ハンマー投 三村啓恵選手(経済学部1回生)5位 51m36

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