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スペインと聞いて私たちが思い浮かべるイメージは何でしょうか。世間で出回っている単純なイメージは「闘牛」と「フラメンコ」かも知れません。でも、これはあまりにも偏っていますよね。実は、闘牛もフラメンコも興味ないスペイン人はたくさんいます。 また、音楽や芸術や文学といった様々な分野で世界的な有名人を輩出しているのがスペインです。芸術家としてはゴヤ、エル・グレコ、ミロ、ピカソ、ダリと枚挙に暇がなく、サグラダ・ファミリアで知られるガウディという建築家を知らない人はいないでしょう。文学では世界的な文豪セルバンテスをはじめ多くの作家がいます。映画でもアルモドバル監督や俳優のアントニオ・バンデラスやペネロペ・クルスがいます。 今度はスペイン語を言語学的な観点から見てみましょう。ローマ帝国の公用語はラテン語でした。このラテン語がローマ帝国滅亡後それぞれの地域で方言に分化します。その結果生まれたのが現代のフランス語、イタリア語、ポルトガル語等、いわゆるロマンス語と言われる諸言語です。これらの言語は元々同じなのでよく似ています。ですから、スペイン語が分かるとポルトガル語やイタリア語もかなり理解できることになります。例を挙げます。日本語にもなっている「パン」はスペイン語で pan(パン)、ポルトガル語で pao(パーオン)、イタリア語で pane(パーネ)です。日本語にはパンの他にも外来語としてスペイン語が多く入っています。「てんぷら」(tempora), 「ズボン」(jubon), 「カナリア」(canaria)などです。 |