前号索引次号

立 命 館 法 學

                                                        ISSN 2434-1975

2019年 第3号


 

 論     説   

計画確定決定の衡量統制に関する一考察(1)
 ――衡量の瑕疵とその有意性――
湊   二 郎
EU における納税者の権利保護の調和
 ――「EU 納税者法のモデルのための指針」の紹介を中心に――
望 月   爾
危惧感説と具体的予見可能性説の異同再論
 ――長野地松本支判平成31・3・25平成26年(わ)第260号を素材として――
松 宮 孝 明
大逆罪における「加ヘントシタ」と謀議論 市 川   啓
自己負罪型司法取引の量刑格差問題についての研究(1) 清 水 拓 磨
預金債権の準共有〔序説〕
 ――誤振込事例と信託を素材として――
岸 本 雄 次 郎
民法724条の「不法行為の時」の解釈基準と
「損害の性質」に着目した不法行為類型
松 本 克 美
婚姻法の再定位:フランス民法典の変遷から(3) 松 本 薫 子
中国経済支援とアフリカ戦略資源国家の展開する関係
 ――「主体」としての市民――
西 村 め ぐ み
 判 例 研 究
 刑事判例研究24
作為態様の中止には,結果発生防止に必要かつ適切な措置を講じることが
求められるとして,中止未遂の成立を否定した一事例
(札幌高判平成30・10・1 判例集未登載)
刑事判例研究会
金 澤 真  理
研 究 ノ ー ト
ドイツ民法典における遺言錯誤規定の生成(3・完) 中 谷   崇
 ポスト道州制の地域振興政策
 ――道州制は,府県広域連合の夢を見るか?――
村 上   弘
資    料
ミヒャエル・フェルスター
 不法に仕えた法律家(2)
 元帝国司法省事務次官フランツ・シュレーゲルベルガー
 (1876-1970年)の生涯と業績
本 田   稔 (訳)

第385号