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立 命 館 法 學

                                                ISSN 2434-1975

 

2022年 第5・6号

松宮孝明教授 村田敏一教授
退職記念論文集


 

論     説       
  上   巻
危険の現実化論における判断対象・判断資料 安 達 光 治
死刑は合憲か
 ――最高裁大法廷判例を改めて憲法13条(生命権)から考える――
生 田 勝 義
担保法制の見直しに関する中間試案に見る
 動産譲渡担保権・留保所有権の実行方法とその問題点
生 熊 長 幸
行き過ぎたデジタル化社会に警鐘を鳴らす「アナログ生活を選好・選択する権利」 臼 井    豊
性犯罪規定の改正
 ――要綱(骨子)案について――
嘉 門    優
会社の承認のない譲渡制限株式の譲渡の効力
 ――相対説と有効説の検討――
北 村 雅 史
日本におけるヘイトクライム 金    尚 均
投票を集計される権利 倉 田    玲
ドイツにおけるストライキの際の派遣労働者による代替労働の禁止
 ――団結の自由の内容形成の一断面――
倉 田 原 志
イギリスにおけるレファレンダムについての2つの理解 小 松    浩
EUにおける刑事司法の欧州化について 佐 川 友 佳 子
軽微な窃盗事犯における行為後の被害回復 佐 竹 宏 章
欺罔による被害者利用の間接正犯 塩 谷    毅
社外取締役の独立性基準
 ――議決権行使助言会社の場合――
品 谷 篤 哉
保険法の下での保険金受取人の地位
 ――保険法による規律の変更と解釈論への影響――
嶋 寺    基
ヨーロッパ模範会社法における結合企業規定
 ――グループ利益の承認と子会社利害関係者保護の調整――
清 水 円 香
「即時強制」と現代行政法理論 須 藤 陽 子
新型コロナウイルスが「乙類乙管」になった後の受刑者の救済措置について 孫      文
傷害保険事故の急激性に関する一考察 竹 濵    修
中国の刑事立法に関する最新の動向
 ――『刑法改正案(十一)』を視点として――
張    小 寧
職務質問の類型化と理論的考察

 本 典 央

保険法施行後における保険金受取人の変更
 ――保険法適用契約に関する裁判例の状況――
遠 山 優 治
幇助行為の事実的基礎と規範的限定
 ――近時の裁判例を素材として――
豊 田 兼 彦
営業譲渡・事業譲渡における不正の競争の目的による競業の禁止の再定位
 ――商法16条3項・会社法21条3項の現代的意義――
仲    卓 真
株主提案権の今日的意義とその制度的限界 中 村 康 江
表出的刑罰論についての覚書 中 村 悠 人
下   巻
人間の安全保障:安全保障化の倫理問題 西 村 め ぐ み
財産犯後の返還請求権免脱目的での暴行・脅迫行為の罪責評価についての覚書
 ――ドイツ連邦裁判所2011年5月26日決定を素材として――
野 澤    充
株主総会における勧告的・非排他的決議について 原    弘 明
控訴審追加予備的訴因有罪自判と有罪判決に対する上訴の権利
 ――栃木小1女児殺害事件裁判を例として――
久 岡 康 成
故意の概念構想について
――規範主義的故意概念の意義――
玄    守 道
医療水準論と医療施設の特性,診療ガイドライン,添付文書,医療事故調査報告書 平 野 哲 郎
サイト等の管理・運営者の刑事責任に関する素描 平 山 幹 子
検察官司法の動向と改革展望 渕 野 貴 生
刑法による過去の清算と法の復権 本 田   稔
重複保険における求償権の行使に関する一考察
 ――任意自動車保険の他車運転特約同士の重複――
山 下 徹 哉
株式の準共有
 ――共有法制の改正を受けて――
山 田 泰 弘
緊急救助の正当化原理と被救助者の意思 山 本 和 輝
特別弁護人制度の活用に向けての基礎的考察 吉 井    匡
医療事故調査の紛争解決過程での利用と課題
 ――訴訟における医療事故調査報告書の扱いからの一考察――
渡 辺 千 原
松宮孝明教授 オーラルヒストリー 聞き手:安達 光治
    嘉門   優
村田敏一教授 オーラルヒストリー 聞き手:島田 志帆
    中村 康江
松宮孝明教授 略歴・主な業績
村田敏一教授 略歴・主な業績



第405・406号