言語コミュニケーション専攻

教学理念

教学理念
人間はことばによって社会を築きます。社会はことばにより共同体のきずなを深め、文化を伝えます。人はことばを通して思考し、世界を理解し、思いと感動を伝え、それを芸術に高めます。ことばとコミュニケーションは人が社会に参加し、文化的実践を行うかなめです。ことばはなによりも人間が生活のなかで実践し、文化を生み出すものです。話しことば、書きことばによる実践を豊かにし、思想の表現と伝達の力を高めることは人間の可能性を大き く飛躍させます。
ことばは文化を築きながら、しかもなお、異文化の壁を越える力ともなります。国際化が日常生活の一部となった現代社会において、日本語の重要性はさらに高まり、それとともに日本語教育を実践する高度な力が求められています。ことばを学び、教えることについての深い理解にもとづく教育実践はわが国の国際化に大きく寄与するものです。
言語コミュニケーション専攻はことばとコミュニケーションを実践的に学び、研究する専攻です。ことばとコミュニケーションの教授と研究を通し、人とことばにかかわる人文学の新境地を切り開き、社会に貢献することを本専攻はめざしています。

専攻概要

専攻概要
ことばとコミュニケーションの実践を通して、人と人との関係を築きながら、文化的実践に参加することが、本専攻の学びの柱です。話しことば、書きことばによる実践を通して、人と人との豊かなきずなを築き、学術的、芸術的な表現を創造します。また、日本語を学び、 教えることを通して、学びと成長をめざします。

特徴

  1. 話しことばによるコミュニケーションの専門的な力の養成
    正確に、わかりやすく情報を伝えるアナウンス、作品を情感豊かに伝える朗読などの音声表現を実践的に学びます。司会やレポーターに必要なコミュニケーションの力を養います。
  2. 文章創作の専門的な力の養成
    わかりやすく、切れ味鋭い評論や解説文、詩情豊かに情景を描き出す紀行文、心躍らせる物語文など、読者に訴える力をもつ文章の創作を実践的に学びます。
  3. 日本語教員の養成
    応用言語学、社会言語学的な理解を基礎に「外国語としての日本語」を教えるための日本語教育学の力を実践的に身につけます。
  4. 実践的にことばを研究
    言語生活や言語教育の実践において私たちが日々、遭遇する課題を自律的に解決する力を養います。賛否が分かれることばの用法や日本語を外国語として学ぶ人がまちがえやすい表現など、ことばにかかわる課題を言語学の新しい手法により研究し、解決する力を身につけます。

進路

放送、出版・編集、ジャーナリズム、新聞、広告 / 外国語としての日本語教員、中学校、高等学校の国語科教員、教育関連機関 / 地方自治体の社会教育・国際教育部門 / 民間企業(営業、広報、渉外部門など)、NPO・NGO、大学院進学(言語教育、言語研究)への道が考えられます。

履修要項

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教員

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特別リンク

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