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2022/1/28

No.93「野球と共に歩んできた人生」
●1997年卒業:桑原 大輔さん

硬式野球のスポーツ選抜入学

 はじめまして。1997年卒業の桑原と申します。

 私の立命館大学入学の経緯は、硬式野球のスポーツ推薦でした。ですので、入学とともに体育会硬式野球に所属してほとんどの大学生活は野球漬けでした

 京都北部(北区柊野ヒラギノ)にあるグランドでチームメイトとの寮生活、グランドからジャージ姿のままスクーターに乗って、衣笠キャンパスへ授業に向かい、昼食は東門・以学館近くの「ひとみ」でオムライスのセミジャンボを食べる。という、今から思えばかなり異色の大学生でした(笑)

 そうした大学生活の末、卒業後はトヨタ自動車に入社し社会人として野球を継続することができました。チームで選手8年、コーチ3年、副部長1年、監督3年と計15年野球と共に生きてきました。

 現在はスポーツ強化・地域貢献部というトヨタ自動車の運動部、個人アスリートの強化、運営、サポート業務に携わっております。

 野球のみならず様々なスポーツを身近に感じることができ日々刺激を受けています。

仲間に支えられた学生生活

 さて、スポーツ推薦で入学し、野球漬けの生活を送っている私には、教授の講義内容を理解すること、単位を取得することは簡単なことではありませんでした。さらに試合でやむを得ず授業に出席できないこともありました。

 しかし、そんな私を支えてくださったのは、ゼミの先輩・仲間でした。

 テスト勉強を手伝ってくれたことはもちろん、立同戦の試合に先生(故林堅太郎氏)と仲間たちが自分の名前を書いた横断幕を持ってスタンドで応援してくれた光景は、今でも鮮明に覚えています。

 そうした仲間や先輩との縁・つながりが今も続いていることは大変ありがたく、感謝の思いです。私の人生の財産であります。

こんな世の中ですが・・・

 コロナ禍でスポーツなどのイベントも中止、制限され、人が集い熱狂する機会も減ってしまいました。私としましては、こんな時だからこそスポーツの力でみなさんに元気や感動夢を与えられるようなことができたら良いなと思っています。アスリートたちも制限される状況のではありますが、最大限のプレーができるよう日々苦労しながら取り組んでいます。

 

 大変心苦しい日々でありますが、一日も早く収束し、また先輩や仲間と語らえる日が来ることを心から願っています。

●桑原 大輔
(くわばら だいすけ)

卒業年月日 1975年3月 卒業
出 身 地 岐阜県
現 住 所 東京都
勤 務 先 トヨタ自動車株式会社
ゼ ミ 名 林堅太郎ゼミ
所属サークル
団 体
体育会硬式野球部