

*参加方法などお問い合わせは直接、担当幹事にご連絡ください。事務局はいっさいのお問い合わせ等を受け付けませんのでご了承下さい。

「やあ、3年ぶり」
顔を合わせた瞬間、懐かしさから笑顔が溢れます。互いの右手が伸び、ぐっと握ったその手からは変わらない友情が全身を駆け巡るようです。
1970年代後半、衣笠キャンパスで同時代を過ごした学友たち、地方から上洛し、希望と不安を抱きながら立命の門をくぐった遠い過去が時空を飛び越えて瞬時に現れます。
多感な青春・学生時代にタイムスリップしたようです。
卒業から50年足らず、古稀を記念した同窓会を琵琶湖畔の宿で開催しました。落ち着いた雰囲気の中、参加者8人、食べて飲んで語り、過去から現在のまでの時間軸を行ったり来たり。話題は尽きません。
各人の近況報告は、人生の試練を乗り越えて「どっこい生きているぞ。今を逞しく生きているよ」、そんな印象を受けるものばかり。自分の人生と重ね合わせて共感の中で聞き入りました。
「仕事を継続している」「コメを作っている」「簿記資格を取った」「全国の城巡りだ。山登りだ」と生きがいと趣味を見つけて人生を楽しんでいる様子が伺えました。残念ながら前回の参加者の中で、介護や病気、仕事などで参加できない人もいましたが、次回を期待したいもの。
参加者の一人、坂本則子さんが、この夏、新日本出版社から『わが子の不登校という間い』を出版され、同じゼミで学んだ仲間としてその出版を祝いました。(みなさん、ぜひ読んで下さい。感動ものです)
宴の後も「部屋飲み」で、夜が更けるまで「人生ゼミ」が続きました。古稀という年齢に達してますます人生の深掘りを感じさせる一夜でした。
翌日は卒業後に新設されたBKCキャンパスへ。キッチンカーがあって今風なのに驚きました。購買部で立命グッズを購入し学食でランチも。一時の学生気分を味わいました。
草津駅で解散。最後まで残った4人で、源氏物語ゆかりの大石寺を散策。締めは京都駅ポルタで生ビールに串カツでした。これからも健康で生きがいを持って、しぶとく生きて次回も集まろうよ。そんな気持ちで固い握手を交わし京都駅を後にしました。深謝深愛!
広報担当:長野 武光(1979年卒)

