立命館大学人文科学研究所は、グローバリズムが、政治や経済、文化や社会の諸領域に生み出している諸問題を理論的に解明し続けています。

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研究会報告 2007年度

グローバル化と公共性研究会

2007年度の総括

07年06月に、Frank Cunningham教授(トロント大学)およびMorten Ougaard教授(コペンハーゲン・ビジネス・スクール)を招聘しての「グローバル化と民主主義」を統一テーマとする公開セミナー、08年03月には、イギリス・ランカスター大学、中国・曁南大学、韓国・中央大学の3カ国3大学の社会科学系研究者を招聘して、「グローバル化と国民国家の行方」を統一テーマとする国際学術シンポジウムを開催した。とりわけ、後者の国際学術シンポジウムでは、「グローバル化」のなかでの国民国家の再編の実態と地域間連鎖の趨勢が政治と経済や社会などの学際的次元から明らかにされ、2日間にわたるシンポジウムでのべ175名の参加者があった。

なお、中谷義和『グローバル化とアメリカのヘゲモニー』(法律文化社)や國廣敏文他編『グローバル化時代の政治学』(法律文化社)その他の書籍や雑誌に、研究会メンバーによる多数の論考が公刊されたほか、上記「グローバル化と国民国家の行方」を統一テーマとする国際学術シンポジウムでの論考を、「人文科学研究所紀要」の特集号(2008年9月刊行予定)として公表する手はずとなっている。

研究代表者: 産業社会学部教授 篠田 武司

開催日 2007年6月7日
テーマ Searching For Justice, Human Rights and Dignity in East Timor
「途上国研究会」共催
報告者(所属) Jeff Kingston (Professor of Temple University Japan,Director of Asian Studies)

報告要旨

開催日 2007年10月19日
テーマ 「グローバル市民社会論と公共性『グローバル市民社会年鑑』をてがかりに」
報告者(所属) 高嶋 正晴(産業社会学部准教授)

報告要旨

開催日 2007年11月16日
テーマ 空間概念の前景化:「グローバリズム・リージョナリズム・ローカリズム」に向けての序論
報告者(所属) 山下 範久(国際関係学部准教授)

報告要旨

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