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目次 | |||||||||||||
序・「向こう岸」からの問いかけ | 西川 長夫 | (13) | |||||||||||
I インディアスからの問いかけ―向こう岸から | |||||||||||||
新しい世界史記述の誕生 ―六世紀・大西洋圏からのメッセージ― |
石原 保徳 | (42) | |||||||||||
1 はじめに |
(42) | ||||||||||||
2 ラス・カサスの歩み |
(48) | ||||||||||||
3 同時代史としての『インディアス史』 | (55) | ||||||||||||
4 死者インディオとの共闘をめざして | (58) | ||||||||||||
5 「世界史」発見への道=自己の三人称化 | (66) | ||||||||||||
6 証言者としての「私」の導入 | (71) | ||||||||||||
7 おわりに | (72) | ||||||||||||
「他者化・自然化」をめぐって | 清水 透 | (75) | |||||||||||
1 他者化の二つの道 | (76) | ||||||||||||
2 他者の物象化 | (80) | ||||||||||||
3 現代世界と他者 | (84) | ||||||||||||
4 歴史の液状化現象 | (86) | ||||||||||||
まつろわぬインディオ像の創出 ―ナウァルと「語る偶像」をめぐって― |
小林 致広 | (91) | |||||||||||
1 はじめに | (91) | ||||||||||||
2 悪魔の手先ナウァル | (91) | ||||||||||||
3 先住民反乱と「語る偶像」 | (99) | ||||||||||||
4 世紀末のナウァルと「語る偶像」 | (105) | ||||||||||||
インディオの人種的憎悪をめぐって ―ユカタン・プレゲラ期(一八二一―四七年)における犯罪の諸相― |
初谷 譲次 | (110) | |||||||||||
1 インディオ史の虚像 | (110) | ||||||||||||
2 犯罪の全般的傾向 | (117) | ||||||||||||
3 経済的犯罪 | (123) | ||||||||||||
4 対人的犯罪 | (129) | ||||||||||||
5 むすび | (133) | ||||||||||||
コラム ネブリハ ―国家的統一を夢見た戦略言語論― |
清水 憲男 | (138 | |||||||||||
II 大西洋システムと奴隷制 | |||||||||||||
奴隷への郷愁 ―ジョアキン・ナブーコの奴隷制廃止運動― |
鈴木 茂 | (146) | |||||||||||
1 はじめに | (146) | ||||||||||||
2 アメリカ合衆国という鏡 | (150) | ||||||||||||
3 幼児体験としての奴隷制 | (156) | ||||||||||||
4 奴隷制廃止後の社会 | (161) | ||||||||||||
5 おわりに | |||||||||||||
ハイチからの問いかけ | 浜 忠雄 | (171) | |||||||||||
1 はじめに | (171) | ||||||||||||
2 奴隷解放と独立の先駆け | (172) | ||||||||||||
3 フランス革命はなんであったのか | (175) | ||||||||||||
4 国民国家システムの制約性 | (184) | ||||||||||||
5 「ブラック・ディアスポラ」の魂 | (188) | ||||||||||||
西インドの奴隷とイギリスの労働者 ―アボリショニズムとチャーティズム― |
布留川 正博 | (193) | |||||||||||
1 奴隷労働と賃労働をめぐる議論 | (193) | ||||||||||||
2 アボリショニズムとチャーティズム | (197) | ||||||||||||
3 労働者の誕生 | (204) | ||||||||||||
コラム 米国での奴隷制廃止運動 | 加藤 恒彦 | (210) | |||||||||||
III 国民国家形成のなかで―インディオ社会と文明化 | |||||||||||||
白色化された国民 ―コスタリカにおける国民イメージの創設― |
小澤 卓也 | (216) | |||||||||||
1 はじめに | (216) | ||||||||||||
2 国家の「近代化」と「国民」 | (217) | ||||||||||||
3 国民シンボルの創作 | (219) | ||||||||||||
4 歴史から消された先住民 | (227) | ||||||||||||
5 むすびにかえて | (233) | ||||||||||||
国民国家の歴史と民族の記憶 ―ペルーにおけるインカとインディオ― |
細谷 広美 | (238) | |||||||||||
1 新大陸「発見」と国家の歴 | (238) | ||||||||||||
2 インカ帝国 | (242) | ||||||||||||
3 テキストとインカ:『インカ皇統記』と『インカの社会主義帝国』 | (245) | ||||||||||||
4 インディオ像とインカ帝国 | (247) | ||||||||||||
5 民俗芸能の軌跡と民族の記憶 | (249) | ||||||||||||
6 おわりに | (257) | ||||||||||||
今日のミッション | 原 毅彦 | (262) | |||||||||||
1 はじめに | (262) | ||||||||||||
2 ペルー | (265) | ||||||||||||
3 ボリビア | (268) | ||||||||||||
4 開発・援助の手・手・手 | (273) | ||||||||||||
5 CIDOBの活動 | (276) | ||||||||||||
6 誰のミッション? 誰の手? | (281) | ||||||||||||
コラム ラスト・タンゴ・イン・アルゼンチン | 原 毅彦 | (289) | |||||||||||
IV クレオールの可能性 | |||||||||||||
「国民音楽」から,異なるものたちのコミュニティへ ―プエルトリカン/ニューヨリカンの模索から―― |
東 琢磨 | (298) | |||||||||||
1 カリブ/ラテンアメリカ音楽の現在 | (298) | ||||||||||||
2 プエルトリコの事例:人種・民族/階級/ジェンダーと音楽 | (303) | ||||||||||||
3 異なるものたちの交渉と共同性 | (310) | ||||||||||||
4 現場/現場性/世界同時性 | (313) | ||||||||||||
コラム 政治(まつりごと)は音楽に乗って | ホセ・ドゥルック | (323) | |||||||||||
マルチニック紀行―クレオールへの旅― | 三浦 信孝 | (331) | |||||||||||
1 マルチニックはどこにある? | (331) | ||||||||||||
2 クレオール語は生き延びられるか? | (336) | ||||||||||||
3 偉大な黒人詩人エメ・セゼール | (340) | ||||||||||||
4 マリーズ・コンデ―カリブ海からの脱出と離散 | (344) | ||||||||||||
5 シャモワゾー―クレオールの記憶を掘り起こす | (349) | ||||||||||||
ラテンアメリカ史略年表 | (357) | ||||||||||||
執筆者略歴 | (363) | ||||||||||||
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