異郷の身体―テレサ・ハッキョン・チャをめぐって  
著者・編者: 池内 靖子,西 成彦  編
出版社: 人文書院
発行年: 2006/03
定価: ¥2,730 (税込)
 
目次
 
  Message in a Bottleを前にして
  境界に立つということ
  複製技術時代の錬金術
  エッセイ・言葉と天蓋
  母語の外へ―『ディクテ』のエクソフォニー経験
  女たちのへどもど
  “語られる身体”から“語る身体”へ―『ディクテ』における身体の諸相
  エッセイ・わたしの東洋の骨が鳴る
  『ディクテ』にあらわれた脱植民地的言語と断片的構造
  中間地点で宙吊りにされて―『ディクテ』に関する韓国系アメリカ人の省察
  エッセイ・痛み、白、石…
  チャの映像テクスト―「スクリーンは幽霊で溢れかえっているのです…」
   
  レビュー
  遺されたテクストは「宛先人」を求めてただよいつづける。読む者すべてに、ジェンダー、言語、身体、アイデンティティとその表現について思考を迫る問題作『ディクテ』への、日米韓の研究者による応答の試み。
(「BOOK」データベースより)
  テレサ・ハッキョン・チャの早すぎた死の後、いまだ「瓶」につめられたまま、英語圏・韓国語圏・日本語圏の書籍市場をさまよいつづけている幻のテクスト「ディクテ」への、日米韓の研究者による応答の試み。
(「MARC」データベースより)
   
  編者紹介
  池内 靖子
1947年生。奈良女子大学大学院文学修士。立命館大学産業社会学部教授。演劇論、ジェンダー論
  西 成彦
1955年生。東京大学大学院修了。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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